2016年1月20日水曜日

がん対策推進 企業アクション

皆様 こんにちは。

保健師 篠崎です。


この冬初めての雪。寒さを痛感しています。


先週は がん対策加速化プラン のご紹介を致しました。

今週はその中から、企業向けに進められている事業をご紹介します。

タイトルにありますね。

がん検診受診促進企業連携推進事業、通称 がん対策推進 企業アクション と言います。




厚生労働省委託事業として発足し、国民のがん検診受診率を50%に引き上げるための国家プロジェクトです。

がん対策推進企業アクション HP

https://www.gankenshin50.go.jp/about/index.html

リンクご活用下さい。



がん大国日本 だそうです。

日本は、人口比における"がん"の死亡割合が世界でも突出して高く、その実態は世界一のがん大国といっても過言ではありません。

企業にとっても、"がん"による人財の損失リスクは無視できない深刻な問題です。







がん対策推進企業アクションの役割

職域におけるがん検診受診率向上を企業連携で推進していくことで、“ がん”と前向きに取り組む社会気運を醸成。企業が率先して「がん検診受診」の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。




検診を受ける機会を設けるのは自治体及び民間ですが、お勤めされている方は居住地域のサービスを受ける以外に、事業所から案内される健診を受けることができます。

事業所や自治体によって内容や助成金は異なりますが、全くサービスが受けられないという環境は無いはずです。

まず、ご自分の居住されている地域のサービス情報はチェックしてください。

そして、事業所や健康保険組合が提供するサービス情報をチェックしてください。

その内容が不十分であると感じられたら、任意で受けられる人間ドックや健診サービスがあります。


がん検診のススメ




がん検診をススメる冊子です。がん対策推進 企業アクション から発行されています。この画像は旧版です。最初の画像が最新版です。

この中で一番印象に残る内容を紹介します。

「聖人君子」でも、がんになります。

という内容。

この中のイラストでは、2名の男性がいて、それぞれに天から槍が降っています。一人はいかにも怖そうな、タバコを吸う男性。もう一人はランニングをしていかにも健康的です。その上から降る槍は怖そうな男性にはおびただしい数が。一方ランニングの男性には数本。

しかし、このランニングの男性も槍に当たってしまうのです。

もしかしたら怖そうな男性は当たらないかもしれないのです。

確立は減らせても、がんになる事実はあるということです。

この冊子は企業アクションHPを見ていただくと内容を確認して頂けます。

まずはお読みください。






週末のテレビでは阪神淡路大震災の特集をしていました。年明けは、東日本大震災のチャリティーイベントも行われていました。(真央ちゃん可愛いですね。世間ではゆづまおといわれる写真です)

今ある命と健康であることに感謝を忘れないでいたいですね。 

では次回までお健やかに。 篠崎