2016年1月8日金曜日

2016年スタートです!!


皆さん、お久しぶりです。 保健師 近藤です。

2016年がスタートしました。
仕事も始まった方も多いと思いますが、よいスタートはきれたでしょうか??

今年も、2週間に1度のペースでブログを更新させてもらいますが、温かく見てもらえたらと思います。

私は28日に突然、嘔吐下痢を発症し、仕事も納めることなく(29日休みました)2015年が終了しました。
しかし、回復力は早いので、年末年始は楽しく迎えることができ、1日から珍事件も勃発しましたが、
これから1年何とかやっていけそうな気がします!!

そして、
皆さんも、くれぐれ体調には注意してくださいね。元気が1番だとつくづく思います・・・


そんな今回は、年末に私も患った急性胃腸炎を起こす原因でもある『ノロウイルス』についてお話したいと思います。(私はのノロウイルスではなかったですが・・・)

ちなみに、国立感染症研究所は1月5日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が3週間連続で増加したことを明確にしたとのことです。


詳しくはこちらを↓↓↓
http://news.livedoor.com/article/detail/11036444/


【ノロウイルスの症状】

潜伏期間(感染してから発症するまでの時間)は大体24~48時間程度。

通常であれば1~2日ほど続いた後、治癒します。


37~38℃の発熱初期症状では微熱が大半、高熱が出る事は稀) 

嘔吐・下痢症状

腹痛(チクチクと刺すような痛み)

吐き気がおさまると今度は下痢が続き、水のような便が出る。

後遺症が残ることはあまりない。ただし、免疫力の低い老人や乳幼児では症状が長引く事があるので気をつける必要がある。


【ノロウイルスの特徴】

・食品内では増殖せず、人の腸管内だけで増殖する!!!

・一年中発生するが、一番多いのは冬場

・感染力が高く、少量(100個以下)でも発症する


ノロウイルスは細菌に比べると非常に小さく、体長約30ナノメートル(1ナノメートル=100万分の1ミリ)しかない。
食中毒の原因として有名な「腸管出血性大腸菌0-157」が1.5マイクロメートル
「サルモネラ菌」で0.5マイクロメートル。(1マイクロメートル=1000ナノメートル)

ノロウイルスはかなり小さい!!


【感染経路】

一般的にノロウイルスは牡蠣などの二枚貝から感染する食中毒の原因元とされてきたが、最近ではヒトからヒトへの伝染や感染者が触れた器具などを介して感染する「感染症」としても危険視されている。

ヒトからヒトへの直接的な感染

家庭や学校、職場などの人が接触する場所で、咳やくしゃみ、会話によって飛んだつばやしぶきに含まれるウイルスを吸入することで感染する(飛沫感染)。

 ノロウイルス感染者からの間接的な感染

スイッチやドアノブなどの接触を介して手にウイルスを付着させることで感染する。また、感染した人の便や吐しゃ物を介しても同じことが言える。

そのため、便や吐物の処理をする時は素手で触らず、必ずビニール手袋を使用しましょう。汚物の消毒は市販の塩素系消毒剤(漂白剤)を希釈したものを使用する事が大事。

皮膚や粘膜の直接的な接触でもうつることがある。


☆ノロウイルスの予防だけでなく、すべての感染症の予防の基本となるのが『手洗い』

特に外から帰宅した時とトイレの後は、手に細菌が付着しているため清潔にし、食事の前は食べ物を介して細菌が体内に入らないようにするために手をきれいにする必要がある。

ノロウイルスは非常に小さいため、手のしわなどに深く入り込んで体内に侵入するチャンスを狙っている!!
そのため、爪の内側やふちのところ、指の又の部分、手のひらのしわの中など、洗い方が不十分になりがちな場所を重点的に石けんを使って丹念に洗いましょう。

詳しい手洗い方法は、11月20日のブログを参考にして下さい。

※ご心配の方は、ノロウイルスに感染しにくい最適な予防として次亜塩素酸水(除菌効果も高く、食品添加物としても利用されるほど安全)を家庭におきましょう。

カキをはじめ、アサリやホタテ、アカガイなどの二枚貝は海水中で内臓にノロウイルスが蓄積されるため、生食は感染リスクが高い。ノロウイルスが活性化する時期は二枚貝はもちろん、生食はできるだけ避けて加熱処理をしましょう。

皆さん、手洗いを十分にして気をつけていきましょう!!

余談ですが、
今年、初めてご来光を見ました。天気も良かったので、とてもきれいに見えました。
太陽を拝みたくなる気持ちが分かりましたね。
良い新年を迎えることができたと思います。





そして、最終日に金毘羅へ初詣に行ったのですが、参拝者は多かったです。
ちなみに私は、三ヶ所でおみくじをひいたのですが、全て『吉』でした。
同じ吉でも書いている内容はいろいろです。金毘羅でひいたのが一番内容はよかったです。





と、こんな私ですが今年もよろしくお願いします。

では次回まで、See you again!!!