2016年11月30日水曜日

健診と検診の違い

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


あっという間に年末がやってきました。年賀状のご用意はお早めに。

先日は大阪へ研修を受けに行ってまいりました。

ちょうどイベントと重なり、イルミネーションの点灯式を見ることができました。

御堂筋に車1台無い光景はなかなか見れません。貴重です。





今回は人間ドックアドバイザーのブラッシュアップ研修でした。

テーマはストレスを抱える方の生活習慣改善の支援について。

もう一つは睡眠について、講義を受けます。


その研修内容を一部ご紹介いたします。


「健診」と「検診」の違いについて。



「健診」と「検診」の意味合いは違います。健康管理センターでも二つを使い分けて表示しています。

健診:健康づくりの観点から経時的に値を把握する事が望ましい検査群

検診:疾患自体を確認する為の検査群

と分類されます。

それぞれがん検診や法定健診が当てはまりますが、そのどちらもかねそろえているのが人間ドックです。

一般的には人間ドック健診という風に、「健診」を通常は使用します。

こうなります。


中小企業の抱える問題として、「健康格差」が言われています。

元々は地域間での格差をさしていますが、近隣でも法定健診を受けるのみ、もっと言えば健診を受けていないという方もいらっしゃるようです。

できるなら、項目の多い生活習慣病予防健診や人間ドックを受けて頂きたいと感じます。



人間ドックの項目です。一部はオプションですが、内容は充実しています。

赤字が法定健診の内容です。

必要最低限であることがお分かりいただけるのでは無いでしょうか。

健診と検診どちらも大切です。



大阪といえばたこ焼き。

本場の味を楽しんできました。

では次回までお健やかに。 篠崎



2016年11月28日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

○人間ドック(個人・健康保険組合)


 3月初旬~ 予約可能 

 キャンセル空き無し


○協会健保生活習慣病予防健診


 12月13日(火) 1件

 お電話でご予約承ります。お早めにご連絡下さい。



 ※今年度の予約枠は終了しています。
 
  ご不便をおかけ致します。





すでに国民的スターですね。

このポーズはズサーと表現されるそうです。

これからの活躍にさらに期待します。





2016年11月25日金曜日

皆さん、早めの予防接種を・・・

皆さん、こんにちは。

保健師 近藤です。

昨日は、関東地方で寒波により雪が降り始め、福島近辺の余震も続いております。

福島近辺の方たちが安心して過ごせるように余震がおさまるのを望むばかりです。



そして、来週からは12月が始まります。バタバタとした感じで今年も終わっていきそうな予感です。


今日は、これからシーズンに突入するであろう、インフルエンザについてお話します。

インフルエンザ・・・


通常日本では、毎年11月下旬から12月上旬にインフルエンザのシーズンが始まり、1~3月にピークを迎えて、4~5月にかけて患者数は減少します。
毎年、人口の5~10%(約600~1300万人)がインフルエンザにかかると想定されています


症状は??

インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間の後、インフルエンザを発症します。
続く約1~3日では、突然の38℃以上の「高熱」や全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。
やや遅れて、咳(せき)やのどの痛み、鼻水などの「呼吸器症状」が現れ、腰痛や悪心(吐き気)などの「消化器症状」を訴えることもあります。通常は、10日前後で症状が落ち着き、治癒します。





ちなみに、 東京都健康安全研究センターの発表によると、全国の1医療機関あたりのインフルエンザ報告数は11月の7日から13日は全国平均で0.59人、昨年の同じ時期が0.11人。
昨年に比べて5.4倍だという。この報告人数は1.0を超えると「流行開始」だ。例年であれば12月から1月に流行開始となるのだが、今年は早くも『1人』に迫っているそうなので、今年は、流行しはじめるの早いかもしれないです!!



ところで、皆さん、インフルエンザワクチンはうちましたか??

インフルエンザワクチンの接種はいつ頃受けるのがよいのかとなりますが・・・

日本では、上でも述べたように、12月ぐらいから流行し始めるので、
ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと言われています。

そして、

インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)には、どのようなものがありますか??

免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることがあります。これを副反応といいます。
季節性インフルエンザで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日でなくなります。

全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日でなくなります。

また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。ショック、アナフィラキシー様症状は、ワクチンに対するアレルギー反応で接種後、比較的すぐに起こることが多いことから、接種後30分間は接種した医療機関内で安静にしてください。また、帰宅後に異常が認められた場合には、速やかに医師に連絡してください。


※重い副反応として、ギラン・バレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、血小板減少性紫斑病等が報告されています。


私も、今年ワクチンを打った後は、腫れ・赤みもひどかったのですが、この全身倦怠感がとってもしんどかったです。最近、私の祖母も予防接種にいつのまにか行っていたのですが、この副作用が強く出て、めまいや吐き気、血圧も上がったり、とても酷かったです。
症状全部が、予防接種のためではなかったかもしれませんが、そんなこともあるので、高齢者の予防接種も家族に報告してから行くのが良いと思いました。

予防接種をする際は、きちんと体調を整えてからうつことをお勧めします。

ちなみに、当院でワクチンを打った場合、4320円かかるそうです。

インフルエンザ予防法・・・

洗いは手や指などに付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、うがいは口の中を洗浄にします。外出後の手洗い・うがいは、感染症の予防の基本です。

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を抱えている人、疲労気味、睡眠不足の人は、なるべく人ごみや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出するときは、マスクを着用しましょう。


東京では11月に初雪が観測されるのは1962年以来54年ぶりだそうです。四国は、先週は暑かったり、昨日からは気温が下がったりと、体調を崩しそうになりますので、皆さんお気をつけ下さい。

余談になりますが、

先日、かなり久しぶりに動物園に行きましたが、案外面白くてビックリしました。


ペンギンのえさやりやかばも間近でみえたりと、なかなかの見ものでした。閉園時間がせまり、最後まで見えなかったのですが、今度リベンジしたいと思います。

ちなみに、
砥部動物園の皇帝ペンギンは、痛風もちのかなりのおばあちゃんペンギンらしいんですけど、
その子が亡くなっちゃうと当分四国では皇帝ペンギンが見られなくなるそうです。

かわいい。





小さい頃のピースしか知らなかったのですが、大きくなっていました。

顔は見せてくれませんでした・・・

秋に動物園は、なかなかいいですね。

では、次回まで、See you again!!





2016年11月23日水曜日

勤労感謝の日

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

本日は勤労感謝の日。

「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。

古来の意味は収穫祭だそうです。



何においても感謝は大切です。

ということで、ブログも休日を頂きます。

次回までお健やかに。 篠崎







2016年11月21日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況


○人間ドック(個人・健康保険組合)


 3月初旬~ 予約可能 

 キャンセル空き無し


○協会健保生活習慣病予防健診


 12月14日(水曜日) 1件

 お電話にてご予約承ります。お早めにどうぞ。


 ※今年度の予約枠は終了しています。
 
  ご不便をおかけ致します。



西条市市長選挙が行われました。

次期市長には 玉井敏久氏 が当選されました。

西条市の健康増進・健康寿命の延伸に期待したいと思います。



ではまた来週。

2016年11月18日金曜日

糖尿病をチェックしましょう

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

11月14日は世界糖尿病デーです。

そして11月14日を含む1週間を全国糖尿病週間として、各都道府県糖尿病協会や友の会が主体となり、全国各地で一般向けの講演会や健康相談、街頭での広報活動などの、地域単位で啓発活動が行われます。

当病院でも、糖尿病週間の催しを行いました。(写真におさめられず...)




糖尿病は今や世界の成人人口のおよそ8.8%となる4億1500万人が抱える病気です。

一般的に死に至る病気との認識は薄いですが、年間実に500万人以上が糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。

これは世界のどこかで、6秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となります。

日本でも、総人口の10%を超える約2,050万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。

糖尿病の重症化予防のためには早期発見・早期治療が重要ですが、医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、「治療を受けていない」人の割合は男女ともに30~49歳までの働き盛りが最も多く、約6割が未受診または治療中断という状況です。

糖尿病とは

糖尿病は、血糖値が高くなる病気です。

血糖値とは、血液の中の糖分(ブドウ糖)の濃度(濃さ)のこと。
健康な人の血糖値は食事の前の空腹時で80~110mg/dLぐらいです。食事をとり、胃腸で食べ物を消化吸収し、ブドウ糖が血液の中に入ってくると、血糖値は高くなります。
しかしそれでも、上限は140mg/dLぐらいです。血糖値がこれよりも高い状態を「高血糖」といいます。そして、その高血糖が続いている状態が、糖尿病です。

1型糖尿病

インスリンを作る膵臓の細胞が何らかの原因でこわされることで、インスリンが作られなくなり、糖尿病になります。子どもや若年者に多くみられます。

2型糖尿病

インスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなるために起こります。おもに中高年以降にみられますが、若年者の発症も増加しています。
日本の糖尿病患者さんの約90%が2型糖尿病とされています。

症状は

1.多尿
糖は尿に出るときに、同時に水分も一緒に出すために尿の量が多くなります。

2.口渇・多飲
多尿のため脱水状態となり、のどが渇き、水分をたくさん飲みたくなります。

3.体重減少
糖が尿に出るために、体のたん白質や脂肪を利用してエネルギー源とするためです。

4.疲れやすくなる
エネルギー不足と、体重減少により疲れを感じやすくなります。

合併症

血糖値が高い状態が長く続くと、合併症が起こる可能性が高くなります。
治療をきちんと行い血糖コントロールをすることで、新たな合併症が起こるのを防ぎ、また、起きてしまった合併症の進行を抑えることができます。 

糖尿病性網膜症

網膜の血管が障害され、目のかすみ、視力低下などがあらわれ、症状が進むと失明してしまうこともあります。少なくとも年に一度は眼科の検査を受けましょう。

糖尿病腎症

糖尿病により腎臓の働きが悪くなると、血圧が上昇する、尿中にたん白が出る、体がむくむなどの症状があらわれます。
さらに症状が進むと、血液中に老廃物がたまり、腎不全や尿毒症など生命にかかわる重篤な症状を引き起こします。
なお、腎不全になってしまうと、人工透析を受ける必要が出てきます。透析導入の原因の第1位は糖尿病腎症です。

糖尿病神経障害

神経が障害され、信号がすばやく体のすみずみまで伝達するという働きが低下します。手足のしびれ、ほてり、痛みなどがあらわれます。
一方、足の感覚が麻痺して、傷があったとしても気づかずに放置してしまい、足の潰瘍や壊疽になることもあります。

セルフチェック 


□ 太っている(肥満)
□ 野菜や海藻類をあまり食べない
□ 食べ過ぎている
□ 朝食は食べない
□ お酒をたくさん飲む
□ ドリンク剤をよく飲む
□ おやつを必ず食べる
□ 運動不足である
□ 脂っこいものが好き
□ ゆっくり休めない
□ 甘いものが好き
□ ストレスがたまっている
□ 夕食が遅く、極端に多く食べる
□ 40才以上である
□ 食事時間が不規則 
□ 妊娠中に血糖値が高いといわれたことがある
□ 家族や親戚に糖尿病の人がいる

当てはまる項目が多いほど、より糖尿病にかかりやすい、あるいは糖尿病の疑いがある指標とされています。

早期発見のために

自覚症状が全くなくても、健康診断も含め病院での診察が大きなきっかけであることは明らかです。
症状に乏しいといわれる糖尿病だからこそ、自身の感覚だけに頼らずに、まずは病院に行って診断を受けることが最重要です。
糖尿病は早期発見ができれば、それだけ治療の負担も症状の進行も穏やかになりますし、日常生活を送りながら治療を進めることができます。


 
先日のスーパームーン見ましたか?
私はすっかり忘れていて見逃してしまいました。何日か後に月を見たら、普段より大きいような気がしました。

今日も一生健命  竹田




2016年11月16日水曜日

組織能力の開発

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


今週は糖尿病週間です。全国的に色々な活動を見ることができます。

当院では糖尿病認定看護師を中心にイベントを開催しています。




今回の標語だそうです。

「糖尿病と仲良く歩む いきいき人生 」

詳しくは今週金曜日のブログにて。


本日は組織能力の開発について。

組織能力とは、企業が競争力ある組織を確保し、維持・向上するために必要な能力を意味します。

一般的に、競争相手に無い独自な能力をもっていたり、他の企業が持っていても、自社がより高いレベルで必要な能力を維持確保していたりすれば、あるべき組織の姿が維持され、持続的な競争優位につながると言われています。

多くの企業で必要だと思われる組織能力以下の通り。職場が果たすべき必須機能です。


1.職場で人材を育成する力

⇒OJT(職場内教育)がきちんと機能する職場

2.組織文化・価値観を共有する力

⇒理念の浸透

3.組織を変革する力

⇒現状への不満、信頼の醸成、変革への勇気

4.組織学習をする力

⇒知の共有

5.リーダーを継続的に出す力

⇒リーダーシップ・パイプライン(会社の変革・発展を導くリーダーを組織全体で体系的に育成しようとする考え方)

6.協働・協力する力

⇒職場のコミュニティ化

7.人を元気にする力

⇒働きがい・働きやすさ


人材開発は、あくまでも個人の能力の蓄積や開発であり、経営目的の達成のためには必須の活動です。

それに対して、組織開発という視点は、組織が持つ能力の開発であり、企業の競争力にとって重要なのは、個人能力だけではありません。

組織能力とは、企業の基礎となる「見えざる資産」であり、一人の人間がずば抜けた能力やコンピテンシー(一定の職務や作業において、絶えず安定的に期待される業績をあげている人材に共通して観察される行動特性。)を持っていてもだめなのです。


組織能力を向上させることが重要なのが理解できます。

健康経営をお考えの際には、この組織能力を向上させることも必須ということです。






週末はスケートの放送をただただ楽しみに過ごします。

真央ちゃん自身は決して満足のいく演技ではないものの、その存在だけで私たちを楽しませてくれます。

生の真央ちゃんはオーラを強く感じ、その存在感は強烈です。想像以上に背が高く感じますよ。

四国でお目にかかれる日が来るのを期待します。

では次回までお健やかに。 篠崎

2016年11月14日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

○人間ドック(個人・健康保険組合)


 3月初旬~ 予約可能 

 キャンセル空き無し


○協会健保生活習慣病予防健診


  キャンセル空き無し

 ※今年度の予約枠は終了しました。
 
  ご不便をおかけします。




皆さんこんにちは  一色です。

今朝はなんだか暖かく感じました。


紅葉を見に行ってきました。紅葉をわざわざ見に行きたいと思うようになったのはここ何年かのような気がします。


写真が上手くないですが・・とってもきれいでした。意外に子供たちも喜んで、いろんな色の葉っぱを拾って楽しんでいました。



道の駅でアメゴの塩焼き発見。私は川魚が結構好きなので、食べたかったのですが、あと40分かかると言われて断念しました。炭火で2時間焼くそうです。2時間とはびっくりしました。








私事ではありますが、今週で産休のためしばらくお休みをいただきます。胃カメラの予約状況は変わらず月曜日にお知らせしますので、よろしくお願いします。

近藤さんも書いていましたが、風邪が長引く方が多いように思います。
元気が一番です。
皆さんもお気をつけ下さい。


では また会いましょう!! 


一色









 

2016年11月11日金曜日

I hope for a peaceful world

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

一昨日は、アメリカの大統領選挙で世界中が盛り上がっておりました。
まさかのトランプ氏。。。

それまでの支持率は何だったのでしょうか?という波乱の選挙でした。

これからどうなるのか、どのような世界になっていくのか、考えると『こわい』と思ってしまうのは私だけでしょうか?平和な世界が続いて欲しいものです・・・



そして、これからの世の中は、自分の意思をもって生きていかないと駄目なような気がします。

自分の意見や想いを考えてみるいいきっかけかもしれません。


今日は、私も早速ひきましたが、『風邪』についてです。

なかなか咳が治らなくて、本当に元気で過ごすのが一番だなと思います。

風邪とは・・・

風邪のウイルスを殺せる治療方法はない。

細菌なども風邪をひく理由の一つですが、風邪の原因の9割以上は、細菌よりもさらに小さなウイルス。電子顕微鏡でしか見ることができない、超小型の微生物です。

その仲間は、風邪に関わるものだけで200種類を超えるといわれています。このウイルスが鼻やのど、気管など呼吸器の粘膜にとりついて増殖し始めると、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、さらには、のどの痛みや、せき・たんなど、風邪のさまざまな症状が引き起こされます。

そして、結局は「きちんと休み」自分自身の身体がウイルスに打ち勝ってくれるのを待つ・応援するのが一番の「治し方」なのだ。そして日頃から免疫力のつく生活づくりをすることが、風邪にかからない・かかっても軽く済んだり、早く治せる方法です。


風邪対策の基本は『十分な休息』です。これが一番大事ですね。

あとは、

□温度・湿度コントロール

ウイルスは高温・多湿に弱い。風邪をひいている人の場合、寒いと発熱は必要以上に進むので部屋は暖かくして下さい。
冬は部屋を20~25度にし、湿度が50%になると、ウイルスは約3%の生存率しかない。できれば加湿器を併用し、60~80%にしましょう。

□バランスのとれた栄養を

風邪を治すにはやはりビタミンCが必要だ。ウイルスに荒らされた細胞の再生を1~2週間で回復するように助ける。ただし、本格的な風邪の時には、通常の5~10倍は必要となるので、とても食品からでは摂りきれない。ビタミン剤や健康補助食品で補ってもいいです。
極端に食欲が落ちている場合は、おかゆでも良いですが、食べられるうちは、たんぱく質なども不足しやすいので、たまごを使ったものなどが良いです。とにかく栄養のあるものを食べ、水分を十分に摂る。ただの水だけではなく、スープやヨーグルトなどもおススメです。

免疫を上げる食材などを知りたい方は、2016.1.15のブログを参考に。

□手洗い

風邪にかからないためには、やはり人込みは避けたいところ・・・。ウイルスは「いない場所はない」と言ってもよいほど、そこら中に存在しています。空気中に浮遊しているウイルスが直接のどに感染する以上に多いのが、手についたものが口に入るというパターン。ならば口に入る前に手から洗い流しましょう。

詳しい手洗い・うがい方法など知りたい方は、2015.11.20のブログを参考に。

□ストレスの解消

ストレスは自律神経を弱め、免疫力・抵抗力が低下します。これは身体だけのストレスではなく、ココロのストレスでも、身体に影響があります。ある医師によると、張っていた気持ちが急に弛んでしまった時や、心が深く傷ついた時、
ヒトは風邪にかかりやすいそうです。

□マスク
まず風邪のウイルスの玄関口が鼻とのどだ。そこでウイルスを防ぎきれれば、全身が風邪になることはないですが、冬は乾燥で、のどが痛んでしまいます。
なるべく口呼吸をしない、よく水分を摂って、のどを乾かさないなどするためにおススメがマスク!

ウイルスは、ごく小さいものなので、マスクの繊維をラクに通りすぎることができる。それでもウイルスの侵入を約3割減らすことができます。
既にかかってしまっている人の場合、せきやくしゃみで2~3メートル先まで、10~200万個ものウイルスをまき散らすことになるので、エチケットとして使って下さい。


上記を参考に、皆さんも風邪をひかないように気をつけてください。



敗戦はしましたが、クリントン氏が語った言葉が素敵でした。




「皆さんに、特に若い人たちに聞いて欲しいんです。私は、自分が信じるもののために、生涯をかけて戦ってきました。勝ったことも、負けたこともあります。辛い思いもしました」

 「あなたたちも、勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。負けることは辛い。でも、決して、信じることをやめないでください。正しいことのために戦うことは、価値のあることです。やるべき価値のあることなんです」

 彼女がこの言葉を繰り返すと、会場から大きな拍手が起きた。その様子をゆっくりとうなづきながら見渡す目には、涙が光っているようにも見えた。そばに立つ夫の目にも。

 少し間を置いて再び話始めたクリントン氏は、女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」についても、若い女性たちにメッセージを送った。

 「私たちは最も高い『ガラスの天井』を打ち破ることはできませんでした。でも、いつか誰かが打ち破るでしょう。そのときが、今、私たちが考えている以上に早いことを望みます」

そして、全ての少女たちに聞いて欲しい、と言葉を続けた。

 「あなたは、価値がある存在で、しかも力強い。あなたの夢を実現する機会を追い求めるに値するんです。そのことを、決して疑わないで」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161110-00010000-bfj-int


皆さんも、希望をもって、生きていきましょう。

では、良い週末を・・・See you again!!


2016年11月9日水曜日

組織開発

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


先日は大阪から友人が帰ってきたためホームパーティーを開催。

ハロウィンの仮装にたこ焼きとピザ。

それぞれ好きなものが集結します。






今日は先日に引き続き、職場機能について。


組織開発という考え方


職場寒冷化を改善する為の方法です。

組織開発とは、経営学では比較的古い概念であり、多くの教科書も出ている考え方です。

1940年代後半に開発され、欧米では多くの優良企業が、組織開発を経営上重要な機能だと位置づけ、組織開発部門や、人事部門の中に専門担当者を置いています。

組織開発は組織のパフォーマンスを上げ、組織目標を達成するために必要な組織を戦略的につくり上げる活動です。

近年は戦略を達成するために必要な組織として持っているべき能力を獲得し、維持向上するための経営アクションとして多くの企業で重要視されています。

日本の企業では、あまり経営活動としての組織開発に注目があたらなかったようです。

日本人はこれまで、組織としてまとまろうとする強い志向性を持っており、特に「組織を開発」しなくても良かったという主張があります。

しかし、機能低下が起こっている職場に対して、この考え方を適用し、企業の組織基盤を再構築し、働く人を幸せにするのが必須です。


最も大事な組織能力の開発についてはまた次回に。




週末はジョイントマーケットへ。

お目当てはいちご。

こんな時期からいちごの収穫が出来るようです。

雑貨、食品とさまざまな出店があって、にぎわっています。

風が無ければ最高のお出かけ日和でした。

では次回までお健やかに。 篠崎


2016年11月7日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

○人間ドック(個人・健康保険組合)

 
 3月初旬~ 予約可能


○協会健保生活習慣病予防健診

 
 キャンセル空きなし

 
 ※今年度の予約枠は終了しました。
 
 ご不便をおかけします。






皆さんこんにちは  一色です。


本当に寒くなりましたね。お鍋を作るのに野菜が高くて困ります。お鍋におでん、シチュー・・・寒い日に温かい食べ物をお食べると、それだけで幸せな気分になりますよね。


先日、久しぶりに小松の“りんりんパーク”へ行ってきました。






昔はよく行っていたんですが、懐かしく子供たちと散歩をしました。そして、錦鯉がとてもきれいでした。50センチを超えるような立派な錦鯉がたくさんいて、とても見ごたえがありました。
子供たちもとても気に入っていたので、また機会があれば行きたいです。



年末にむけて何となく慌しくなりますが、元気に過ごしましょう。


今日はこのへんで。

また 会いましょう!!


一色








2016年11月4日金曜日

認知症を知ろう

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

昨日は文化の日でしたね。

文化の日とは、「自由と平和を愛し文化をすすめるために国民が祝い、感謝し、記念する日」となっています。文化勲章の授与も行われました。

文化の日は晴れることが多いそうですが、昨日も秋晴れの一日でしたね。
薄着で出かけたら思ったより寒く、服選びに失敗してしまいました。
行楽シーズンですが、お出かけの際はあったかくして行ってくださいね。




今日は認知症についてお話します。

認知症とは

認知症は脳の病気であり、発症すると記憶力や判断力、実行力などの機能が低下していき、ある程度進行すると一人で生活を送ることが困難になります。

認知症の症状、患者の気持ちを理解することが、今後、家族や自分自身の認知症の早期発見や、適切なケアによる症状の緩和、さらに地域で暮らす認知症の人への支援につながります。

65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。

老化による物忘れと認知症の違い




認知症の種類

・アルツハイマー型認知症
・脳血管型認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症

このうち約60%はアルツハイマー型認知症が原因で、約20%は脳血管型認知症によるものとされています。

症状は

中核症状

中核症状は、脳の神経細胞の破壊によって起こる症状です。
代表的な症状は記憶障害で、記憶ができないために、直前に起きたことでも思い出せなくなります。脳が正常だった頃に記憶した過去の記憶は残っていますが、症状の進行とともに、それらも失われていきます。

行動・心理症状

行動・心理症状は、中核症状に本人の性格や環境の変化などが加わって起こる症状で、妄想を抱く、幻覚を見る、暴力をふるう、徘徊をするといった症状を指します。
また同時に、うつや不安感、無気力といった感情障害が起こるケースもあります。

生活習慣病と認知症の関係

高血圧の方は脳血管性認知症のリスクが3.4倍に

1985年から数回に渡り福岡の久山町で行われている調査では、高血圧症の人が正常血圧の人よりも脳血管性認知症になるリスクが3.4倍もある事がわかりました。
また50歳以上64歳以下の中年期で高血圧である人は、これよりも高いリスクになる事が判明。この事より、若い頃から血圧が高い人ほど、脳血管性認知症になる確率が高いと言えます。

糖尿病はアルツハイマーの発症リスクが4.6倍に

2型糖尿病は、血管に障害を起こし脳血管性認知症とも関わりがあるとされていますが、アルツハイマー型認知症になるリスクも高いとも言われています。
九州大学で行われていた研究の結果、2型糖尿病と関係する高インスリン血症状態が、アルツハイマー型の原因と言われている、アミロイドβ蛋白を分解出来なくする事がわかりました。

予防できる?

現時点では残念ながら、「こうすれば認知症にならない」という絶対的な方法はありません。
しかし最近の研究から「どうすれば認知症になりにくいか」ということが少しずつわかってきました。

認知症の原因の約6割を占めるアルツハイマー型認知症の発症に、生活を取り巻く環境の影響が大きく関わっていると分かってきました。

1.食習慣
野菜・果物(ビタミンC、E、βカロチン)をよく食べる
魚(DHA、EPA)をよく食べる
赤ワイン(ポリフェノール)を飲む

2.運動習慣
週三日以上の有酸素運動をする

3.対人接触
人とよくお付き合いをしている

4.知的行動習慣
文章を書く・読む、ゲームをする、博物館に行くなど

5.睡眠習慣
30分未満の昼寝、起床後2時間以内に太陽の光を浴びる



今日も一生健命 竹田




2016年11月2日水曜日

職場寒冷化

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


週末は急に冷え込んだり天候も安定しない様子でした。

早めの感染症対策おお勧めします。インフルエンザの予防接種は今が時期です。




鹿児島での1枚。お天気がイマイチでしたが、誰もが知っている大久保利通像。

廃藩置県、版籍奉還などの明治政府の中央集権体制確立を行ったことでも知られています。

明治を作った一人です。


職場寒冷化


明治維新と聞くと、国づくりに奔走した偉人のイメージが強くあります。

現在はその恩恵もあり、社会は安定し、暮らしやすい日常を手に入れています。

しかし、職場の環境はあまり好ましくない傾向にあるようです。

メンタルヘルスが積極的に推進されていますが、その背景にはやはりストレスが関係しています。

前回お知らせした「職場の機能」が低下し、働く人のストレスが増加していることが言われています。

職場機能が低下した状態を「職場寒冷化」と表現している文献より。


働く人の視点からみると、職場機能が失われ、記号の競争力に大きな脅威を与えている職場は、メンタルヘルスという観点からもマイナスの影響を与えている可能性があります。


労働政策研究・研修機構によると、自らの変化を振り返って、「精神的ストレスが増加した」と答えている回答者が60%います。

働く人の6割が精神的ストレスが高まっていると感じています。

またストレスが増加したと答えている人の多い職場では、

「若手が育成されにくい」

「社員間での協働や協力が少なくなってきた」

「社員間の競争が激しくなってきた」

「自発的に離職する社員が増えてきた」

と答えた割合が、ストレスを訴える人が増えていない職場に対し2倍ほど高かったと報告があります。


背景にあるのはコストカット、成果主義導入という状況が考えられるという文献があります。

余裕のない職場の人員と効率的な経営を追求する現状があると言われます。これはまた別の機会に。

職場寒冷化を防止するために、ワークエンゲイジメントの推進が必要です。

*仕事に誇りや、やりがいを感じる(熱意)

*仕事に熱心に取り組んでいる(没頭)

*仕事から活力を得ていきいきとしている(活力)

三つが揃った状況がワークエンゲイジメントです。

まずは一つでも育みたいですね。




松山から鹿児島へは小型のプロペラ機で移動します。

乗客は30名程度でしょうか。

予想どおりの揺れ具合です。飛行機がお嫌いな方は悪夢でしょう。

そんな中ぐっすり寝かせていただきました。

では次回までお健やかに。 篠崎