2021年10月27日水曜日

健幸アンバサダー

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

秋らしい気候となりました。朝晩冷える日が多くなっていますので、体調管理をしっかり行いましょう。残念ながら秋祭りは中止となりましたが、もうすぐ金木犀が咲きそうです。少し気分を上げて秋を楽しみましょう。


西条市主催「健幸アンバサダー」のご案内

健幸アンバサダーとは、健康に関する正しい知識などを身近な人に伝える健康「伝道師(インフルエンサー)」です。
健康づくりにおいて、住民の7割は「健康無関心層」と言われています。
生活の中で家族や近所の人、職場の人などに健康情報を「心に届く情報として」伝え、健康づくりの輪を広げていくことを目的にしています。
西条市では、令和2年度から養成し、現在90名のアンバサダーが活躍中です。
今後は、自治体のみならず、企業や学校など生活のあらゆるコミュニティで活動が広がり、口コミで健康情報が日常的に耳に入る情報網が構築されればと考えています。





昨日西条市の健康医療推進課の保健師さんより情報をいただきました。西条市では健康増進に積極的に取り組まれています。

一人一人が健康に取り組むことが大切ですが、きっかけ(動機)を作ることも必要です。皆さんの職場やご家庭で取り組めるようにインフルエンサーを輩出しましょう。


イベント情報は西条市HPでご確認ください。

https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kenkoiryo/ambassador.html

チラシPDF

https://www.city.saijo.ehime.jp/uploaded/attachment/52688.pdf

https://www.city.saijo.ehime.jp/uploaded/attachment/52776.pdf



インフルエンザのワクチン接種がはじまります。流行にかんしてはいろいろと憶測もありますが、医療従事者は予防のため接種を受ける予定です。ワクチンは備えではありますが、私たちがすべきことは自己免疫を低下させないことです。栄養・運動・睡眠で体を整えることが一番の予防となります。何か一つからでもご自分の生活に取り入れてみましょう。


では次回までお健やかに。篠崎

2021年10月25日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

胃カメラの空き状況をお知らせ致します。ご予約はお電話にてお願い致します。


〇人間ドック・協会けんぽ共通

 キャンセル空きなし

〇人間ドック(個人・健康保険組合等)

 2/12 以降空きあり

〇協会健保生活習慣病予防健診

 定数到達につき現在キャンセル待ち 

〇西条市国保ドック *定数到達につき現在キャンセル待ち

 キャンセル待ち 随時電話連絡予定

*協会けんぽ土曜日の胃カメラは3月末まで満員となりました。
 土曜日ご希望の場合は胃透視(バリウム)でのご案内となります。

 
 胃カメラ検査のご予約を希望される方はお早めにご相談下さい。現在予約のお電話及びFAXをいただいております。ご返答に数日お時間をいただいております。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。


<胃カメラを実施できる基準について>

*健診予定日前2週間、愛媛県内に滞在していること
*健診予定日前2週間、愛媛県外在住の方と接触がないこと
*2週間体調の変化がないこと

 以上の条件が必要となります。該当される場合は健康管理センターまでご相談下さい。



季節のものをいただくのはありがたいことです。毎日食べているお米も季節ごとに実る作物です。育てて収穫するのはとても大変な作業です。

感謝をしていただきたいですね。ではまた来週。


2021年10月22日金曜日

効果的な水分補給を


 みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

気温が下がり、寒い日が続いていますが体調は崩されてないでしょうか。空気の乾燥にも気を付けて過ごしましょう。

今日は健康のための水分補給についてお話します。

わたしたちの体の中には、たくさんの水分があります。体重1㎏あたりに含まれる水分量(体液量)は年齢によって違い、新生児でおよそ80%、成人男性で60%、成人女性で55%、高齢者では50%ほどと、年齢とともに減少していきます。

また、体内の水分量は、摂取と排泄により一定に調節されています。
例えば(比較的穏やかな環境で普通に生活している)体重70kgの成人男性では、1日のうちに2.5Lの水を摂取し、排泄するとされています。

体の調子は、入る水分と出る水分が一定に調整されていることでうまく整えられているため、このバランスが崩れると、体の不調をきたします。例えば、気温が高くなると汗をかくため出る水分が多くなります。出る水分と同じだけの水分が入らないと(補給できないと)、「脱水」の状態になります。



水の働き


物質の溶解

食事の中に含まれる栄養素は吸収しやすい形に分解され、代謝されます。代謝反応は水に溶けた状態で行われます。


物質の運搬

水分を含む血液やリンパ液は体内の物質を細胞まで運びます。また不要になった老廃物も尿から排泄されます。


体温調節

水は比熱(1g当たりの物質の温度を1度上げるのに必要な熱量のこと)の高い物質で、温まりにくく、冷めにくい性質があります。水は温度の変化が少ないので、体温を一定に保つことに役立っています。

例えば夏の暑いときや運動時に汗をかくのは、体熱の放散によって体内温度の上昇を防ぐためです。


一日の摂取目安は?


栄養素は食事摂取基準によって摂取量が決められていますが、水に関して基準値は設定されていません。しかし人の体にとって水は欠かせません。

水には口から飲む飲料水、食べ物の中に含まれる水の「摂取される水」と、体内で栄養素がエネルギーになるときに生成される「代謝水」があります。それらの摂取される水と代謝される水の総量は1日約2,400mlです。内訳は飲料水から約1,000ml、食事から摂取する水は約1,100ml、代謝水は約300mlです。

また、摂取した水分は尿、便や皮膚および呼吸から自然に蒸発している水分である不感蒸泄を含め1日約2,400ml排泄されています。尿量は約1,500ml、便は約100ml、呼気は約300ml、汗は約500ml排泄されます。

人の体は1日の水分出納を平衡に保っているため、水分摂取量で尿量が調節されます。夏のように暑く汗を大量にかくときは、その分の水分補給が大切になります。のどの渇きを感じた時はすでに、脱水が始まっている状態です。


効果的な水分補給


水分補給を行うタイミングは前述したように、のどが渇く前が理想的です。ただし、一度に多量の水分を摂取するとそのほとんどは吸収されず排出されてしまい、真水の単独多飲は水中毒(希釈性低ナトリウム血症)を起こすこともあるので、頻回に摂取することが望ましいとされます。

目安としてはコップ1杯程度の飲料を1日8回程度に分けて飲むなど、こまめな水分補給です。また、子供の場合は好きな時間、のどの渇きを感じにくいとされる高齢者の場合は時間を決めたり、起床時や就寝前といった生活リズムに合わせて行うのも有効です。

日常的な水分補給の飲料の温度は、体温に近い方が吸収がよいとされており、一般的にいう“白湯”がおすすめです。

飲料の種類に関しては、アルコール飲料は避けましょう。アルコール飲料には利尿作用があり、アルコールが体内で分解される際にも水分を消費してしまうため水分補給には適しません。
実際ビールを10杯飲むと、尿によって11杯分の水分が排出されてしまうと言われています。カフェイン飲料も利尿作用がありますが、日常的にカフェインを摂取している場合にはその影響は少なく、水分補給として有用だと報告されています。炭酸飲料や清涼飲料水も糖分の過剰摂取になりやすい面では十分な注意が必要ですが、水分補給源にはなります。

厚生労働省では「健康のために水を飲もう」推進運動として、就寝中の水分不足に備えて、夜寝る前と朝起きた後、それぞれコップ1杯ずつを飲むことを推進しています。枕もとに水分を置いておくのも良いでしょう。


今日も一生健命  竹田


2021年10月18日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

胃カメラの空き状況をお知らせ致します。ご予約はお電話にてお願い致します。


〇人間ドック・協会けんぽ共通

 キャンセル空きなし

〇人間ドック(個人・健康保険組合等)

 11/10 キャンセルあり 
 2/24 以降空きあり

〇協会健保生活習慣病予防健診

 3/30 3/31 空きあり

 定数到達につき現在キャンセル待ち 

〇西条市国保ドック *定数到達につき現在キャンセル待ち

 キャンセル待ち 随時電話連絡予定

*協会けんぽ土曜日の胃カメラは3月末まで満員となりました。
 土曜日ご希望の場合は胃透視(バリウム)でのご案内となります。

 
 胃カメラ検査のご予約を希望される方はお早めにご相談下さい。現在予約のお電話及びFAXをいただいております。ご返答に数日お時間をいただいております。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。


<胃カメラを実施できる基準について>

*健診予定日前2週間、愛媛県内に滞在していること
*健診予定日前2週間、愛媛県外在住の方と接触がないこと
*2週間体調の変化がないこと

 以上の条件が必要となります。該当される場合は健康管理センターまでご相談下さい。



気温の低下とともに心配になるのが感染症です。重症化予防にワクチンが有効とありますが、まずは自己免疫を高めることが大事です。

十分な休養と適度な運動を心がけましょう。ではまた来週。


2021年10月15日金曜日

手洗い

 こんにちは、山内です。

週末ごろから寒くなるみたいです。

そろそろ衣替えをしないといけないなと思っています。

今日は手洗いの日だそうです。

コロナウイルス感染拡大により、手洗いをする習慣が身についている状況かと思いますが、正しく手洗いはできていますか?

今回は、手洗いについてです。

手洗いするときを思い浮かべてみましょう。

「正しい手の洗い方」の手順を覚えて、洗い残しをなくしましょう。


 石けんやタオルで病原体が繁殖しないように、タオルはいつも清潔なものを用い、石けんは微生物の伝播のないポンプ容器などに入れた液体石けんを使用しましょう。

液体石けんも詰め替える場合には、容器やポンプを洗って乾燥させてから詰め替えましょう。

手の平は一生懸命洗う人が多いかもしませんが、指先、親指、指の間、手首などは不十分になりやすいです。

手を漠然と洗うのではなく、指の間、手首、爪の間などを含め、ていねいにこすり洗う手洗いをしましょう。

また、きき手は洗い残しが多くなるので、気をつけましょう。

手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。

手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。

アルコール消毒を使用した手指消毒の方法


ムラがないように、手指全体にまんべんなくすり込みましょう。

アルコールジェルがきちんと乾くまですり込みましょう。

手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。

アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するそうです。

また、頻回の手洗いにより、手荒れを起こすこともありますので、保湿剤やハンドクリームによるスキンケアもしましょう。

かゆみや赤みなどの症状が改善しない、あるいは症状が悪化している場合は、何らかのアレルギーや他の病気が関係している可能性があります。

手荒れがひどい場合は、早めに皮膚科を受診をお勧めします。

それでは、また良い一日を。山内

2021年10月13日水曜日

健診における感染症対策

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


全国的にコロナ感染者数が減少しています。なぜか愛媛県は10人程度の低空飛行中ですが、今後の動向が気になります。移動も少しずつ増えてくることが予想されますが、個人の感染症対策をしっかり行い、リフレッシュを図りましょう。



新型コロナウイルス感染防止対策実施施設登録

健康診断は感染症の状況によらず年間で制限をしていません。検査によっては行動制限をさせていただき安全を確保する取り組みをしています。

現在も胃カメラ検査に関しては健診2週間以内に県外に出られた方はご遠慮いただいております。ご不便をおかけしておりますが、今後状況が変わればお知らせいたします。

病院では感染症対策として、クリーンタイム(清掃・消毒)をもうけるなどの取り組みを実施しています。今回、健診関連団体による新型コロナウイルス感染防止対策実施施設の登録を行いました。

当院は人間ドック学会の施設会員ですので、資格をクリアしております。

団体が作成したチェックリストに沿って取り組みを強化しています。内容はPDFをご参照ください。

https://www.ningen-dock.jp/covid19poster/covid19CheckList.pdf

withコロナも定着しています。正しい情報を取り入れ、正しい行動をするために、公的なサイトをご利用ください。

https://corona.go.jp/

感染対策実施をクリアできた施設にもらえるポスターを掲示しています。他のポスターに比べてデザインもすっきりしているように思います。個人的にはお気に入りです。

医療従事者は自身の感染対策も行いながら、患者や利用者を守るための対策を日々繰り返し行っています。今となれば当たり前のようにも思えますが、今後インフルエンザの存在も軽視できません。

皆様も職場や家庭内でマスクや手洗いを基本に対策を継続いただくことをお勧めします。私たちの生活がよりよいものとなるように日常化していきましょう。



日常といえば、そろそろ金木犀の香りがしそうな気がしますが遅れているようです。気温の下がらない日が続いているからでしょうか。自然は私たちの思うようにはいかないことを感じます。後の楽しみにしましょう。

では次回までお健やかに。篠崎


2021年10月11日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

胃カメラの空き状況をお知らせ致します。ご予約はお電話にてお願い致します。


〇人間ドック・協会けんぽ共通

 12/7 キャンセルあり

〇人間ドック(個人・健康保険組合等)

 2/24 以降空きあり

〇協会健保生活習慣病予防健診

 3/30 3/31 空きあり

 定数到達につき現在キャンセル待ち 

〇西条市国保ドック *定数到達につき現在キャンセル待ち

 キャンセル待ち 随時電話連絡予定

*協会けんぽ土曜日の胃カメラは3月末まで満員となりました。
 土曜日ご希望の場合は胃透視(バリウム)でのご案内となります。

 
 胃カメラ検査のご予約を希望される方はお早めにご相談下さい。現在予約のお電話及びFAXをいただいております。ご返答に数日お時間をいただいております。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。


<胃カメラを実施できる基準について>

*健診予定日前2週間、愛媛県内に滞在していること
*健診予定日前2週間、愛媛県外在住の方と接触がないこと
*2週間体調の変化がないこと

 以上の条件が必要となります。該当される場合は健康管理センターまでご相談下さい。



昨日は目の愛護デーでした。目を大切に、健診も忘れずにいつまでも見える人生を送りましょう。

ではまた来週。

 

2021年10月4日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

胃カメラの空き状況をお知らせ致します。ご予約はお電話にてお願い致します。


〇人間ドック・協会けんぽ共通

 10/8 10/13 11/4 キャンセルあり
 11/15 吾妻Dr希望枠 キャンセルあり

〇人間ドック(個人・健康保険組合等)

 2/24~ 予約可

〇協会健保生活習慣病予防健診

 11/9   キャンセルあり
 3/30 3/31 空きあり

 定数到達につき現在キャンセル待ち 

〇西条市国保ドック *定数到達につき現在キャンセル待ち

 キャンセル待ち 随時電話連絡予定

*協会けんぽ土曜日の胃カメラは3月末まで満員となりました。
 土曜日ご希望の場合は胃透視(バリウム)でのご案内となります。

 
 胃カメラ検査のご予約を希望される方はお早めにご相談下さい。現在予約のお電話及びFAXをいただいております。ご返答に数日お時間をいただいております。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。


<胃カメラを実施できる基準について>

*健診予定日前2週間、愛媛県内に滞在していること
*健診予定日前2週間、愛媛県外在住の方と接触がないこと
*2週間体調の変化がないこと

 以上の条件が必要となります。該当される場合は健康管理センターまでご相談下さい。



菊の季節となりました。いろいろな品種があり、たくさんの場面で楽しめます。夜は涼しくもうすぐ金木犀の時期かと思うと楽しみです。

ではまた来週。 

 

2021年10月1日金曜日

全国労働衛生週間です

みなさん、こんにちは

保健師 竹田です。

今日から10月に入り、いよいよ秋本番という感じですね。秋の味覚や紅葉を楽しみに、元気に過ごしましょう。



今年も、厚生労働省は10月1日(金)から7日(木)まで、令和3年度「全国労働衛生週間」を実施します。

全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に昭和25年から毎年実施しているもので、今年で72回目になります。

毎年9月1日から30日までを準備期間、10月1日から7日までを本週間とし、この間、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな取り組みを展開します。

今年は、一般公募で募った454作品の中から、「向き合おう! こころとからだの 健康管理」をスローガンに決定しました。
また今年は、副スローガンとして、「うつらぬうつさぬルールとともに みんなで守る健康職場」を選び、「全国労働衛生週間」を契機に、職場における新型コロナウイルス感染症拡大防止の徹底を呼びかけることとしました。

労働者の健康をめぐる状況については、過労死等事案の労災認定件数は、令和2年度には 802 件となっており、また、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み又はストレスを感じる労働者は、依然として半数を超えています。

このような状況の中、過労死等を防止するためには、働き方改革の推進と相まって、長時間労働による健康障害の防止対策及びメンタルヘルス対策の推進が必要です。

また、新型コロナウイルス感染症のり患による休業4日以上の労働災害は、令和2年には 6,000 人以上発生しており、職場における新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためには、事業場で留意すべき「取組の5つのポイント」をはじめ、各事業場の実態に即した感染予防対策を徹底し継続することが求められます。

その他、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援をサポートする仕組みを整備します。また、化学物質対策では、特定化学物質障害予防規則、石綿障害予防規則などの関係法令に基づく取り組みの徹底を図るとともに、各事業場におけるリスクアセスメントとその結果に基づくリスク低減対策の実施を促進していきます。

今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、いわゆる“3つの密”((1)密閉、(2)密集、(3)密接)を避けることを徹底しつつ、各事業場の労使協力のもと、全国労働衛生週間を実施しています。

労働衛生週間を機会に職場での労働衛生について取り組みましょう。

今日も一生健命 竹田