2016年1月15日金曜日

免疫力を高めましょう。

こんにちは。山内です。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さんは最近、疲れたり、風邪をひきやすくなったりしていませんか?
それは、免疫が低下しているかもしれません。




私たちの体の中を流れる血液成分の中に「白血球」があります。
白血球の中には、たくさんの細胞があり「免疫細胞」という、外部から侵入してきたウイルスなどから体を守ってくれています。
その中でも、「NK細胞」(ナチュラルキラー細胞)は心強い味方です。

NK細胞については、2015年12月18日の 笑門来福にも詳しくありますのでご参照下さい。

免疫を高めるためには、身体を温めることが有効です。
免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的に最大5~6倍アップするといわれています。

体温を上げて免疫力を高めるために日常の中で心がけたいことをご紹介します。

<体を温める食べ物>

・野菜類 ― 生姜、唐辛子、にんにく、にら、大根、ねぎ、ごぼうなど

・果物 ― 栗、桃、ざくろなど

・魚介類 ― さば、あじ、いわし、えび、かつおなど

・肉類 ― 鶏肉、羊肉、卵など

・飲み物 ― 日本酒、梅酒、紅茶、ココアなど

体をあたためる食材を摂ったり、香辛料や発酵食品を活用したり、バランスよく食事を摂りましょう。

また入浴は、シャワーだけですまさず、湯船に入ることを心がけましょう。
湯船に10分程度浸かると、湯上りには体温が1℃ほど上がります。

湯の温度は、42℃以上の熱い湯だと交感神経が刺激されて体が興奮・緊張状態になってしまうため、41℃以下がよいです。38~40℃の湯で半身浴を20分程度もおすすめです。

継続的な運動も体温を上げるためには、おすすめです。
運動不足によって、体の熱を生産する筋肉量が低下すると、体温も下がってしまいます。
30分程度のウォーキングなど適度な運動を毎日続けて、筋肉量をアップしましょう。

しかし、激しい運動のしすぎは逆に免疫力を低下させてしまいますのでご注意下さい。
風邪のウイルスが鼻や喉の粘膜に侵入すると、炎症をおこして風邪をひいてしまいます。「分泌型免疫グロブリンA」と呼ばれる免疫物質が風邪のウイルスを阻止しています。
激しい運動をした後は、この分泌型免疫グロブリンAが低下するそうです。

ストレスをためない適度な運動を心がけましょう。

最近、急に寒くなったり体調を崩しやすい時期ですので、皆さんも健康づくりに気をつけてくださいね。



先日は、私の地区でしている「とうどさん」に行ってきました。

無事、お正月も終わったなと感じました。

それでは、またよい1日を。 山内