2015年8月7日金曜日

酔うならほろ酔いまででっせ

皆さん、こんにちは。
暑い日が続きますが、お身体大丈夫ですか?
私は、若干日頃の疲れがたまってきており、疲れております。。。保健師 近藤です。


昨日から甲子園も始まり、今治西は今最も有名なスーパー1年生清宮幸太郎選手がいる早稲田実業との試合ですね。凄いくじを引きましたね。ある意味もってますね。
どっちが勝つのか私には皆目検討もつきませんが、頑張ってほしいですね!!

今日は、ビール会やBBQなど飲む機会も増えてきていると思いますので、上手なアルコールとの付き合い方についてお話させてもらおうと思います。

酔うってどういうこと??

血液に溶け込んで脳に運ばれたアルコールによって脳が麻痺することが「酔う」ということです。どのくらい酔っているのか、その程度は脳内のアルコール濃度によって決まります。しかし実際には脳内のアルコール濃度は測れないので、血液中のアルコール濃度を測って判定します。
酔いの状態はアルコール血中濃度によって6段階に分けられています(下表参照)。
楽しくお酒を飲めるのは「ほろ酔い期」の段階までです。




ちなみにアルコールは適量で!とよく聞きますが、『適量』ってどのくらいなの?となりますよね。
適量には個人差があり、同じ人であってもその日の状態によって良い具合が異なるので(皆さんも経験があるとはおもいますが)、一概に言うことはできませんが社会法人アルコール協会では、一般的に、約1~2単位のお酒を限度とするように勧めているそうです。
純アルコール量で約20~40g。
ビールで 500ml2本。 日本酒で 2合。  焼酎で 1.2合。

酒類別の1単位
1単位とは、純アルコールに換算して約20~25gのお酒のこと 

アルコールが分解される仕組み

お酒の主たる成分はアルコールと水です。お酒を飲むと「酔った」状態になりますが、このとき体や脳に影響を与えているのはアルコール(エタノール)です。お酒を飲むと、アルコールは血液に溶け込んで肝臓に運ばれ、処理されます。肝臓が処理できるアルコールの量には個人差がありますが、体重60~70kgの人で、1時間に5~9gくらいです(久里浜アルコール症センターの最近の実験による)。



とういことは、適量(アルコール量40gで計算して)を飲んだとしても、肝臓がフルで頑張って処理される時間は個人差はあると思いますが、早くて4時間、遅いと8時間はかかるという計算になります。アルコール量が増えれば増えるほど、肝臓に負担がかかっていることになります。
意外と肝臓は頑張っているのですね。

なので、毎日飲まれれる方々は週に2日は休肝日を!!ということになるのです。
肝臓にも休ませる時間をあげてください!!肝臓は悪くなってもあまり自覚症状が出てこない臓器なので、特に注意しないといけないのです。気付いたら悪くなってる・・・ということもありうる話です。
健診で受けた際には肝機能検査(GOT・GPT・γGTP)を確認してみてください。
γGTPはお酒を飲まれる方は、数値が上がりやすいので、男性で通常60、女性で30を超えるような数値になったら要注意です。

お酒のおともには??

胃腸の粘膜を保護する効果があるのは、脂肪分の含まれるチーズなどです。飲酒前に食べておくと、アルコールの刺激で胃壁が荒れるのを和らげる効果を得られます。牛乳を飲むことにもアルコールの吸収を遅らせる効果があります。
お酒を飲んでいる間は、アルコールによってミネラルやビタミンが失われやすいので、それらの豊富な野菜類などの植物性食品を多くとることを心がけましょう。お酒のつまみには塩分が多く含まれていることが多く、逆に食物繊維は不足しがちになるため、塩分控えめで食物繊維を多く含んだ食べ物もおすすめです。また、アルコールを分解する肝臓はたんぱく質を必要とすることから、たんぱく質の豊富な食べ物(肉や魚、大豆食品)が好ましいといえます。
飲んだ後におすすめなのが果物。果物に含まれる果糖にもアルコール分解を助ける効果があります。グレープフルーツジュースなど、かんきつ系の果汁が入った飲み物を飲むのも良いでしょう。

おすすめのおつまみの例



ストレートで飲むときには「チェイサー」がおすすめ。ウイスキーなどの強いお酒をストレートで飲んだときに、追いかけて飲むノンアルコールや低アルコール飲料のことです。日本酒や焼酎に添える水のことは「和らぎ水」といい、口の中をすっきりさせるとともに、アルコールによる胃への刺激を和らげる効果があります。



またもや長くなりましたが、悪酔いせず、楽しくお酒を楽しむのが1番だと私は思いますので、自分の体調にあわせ、食事と一緒に楽しみながら上手にお酒をたしなんでください!!



全く話は変わりますが、最近、近所のお店でナンとカレーをテイクアウトしたのですが、たまたまなのか、受付にいつものお姉さんがおらず、日本語があまりわかってないだろうと思われる、インド?の方しかいなかったのですが、危うく2千円ほど計算間違いをされそうになりました。
弟も一緒にいたのですが、絶対おかしいとお店の電卓で、インドの方に日本語で戦っておりました。
私は暗算が得意ではないので、なんか高くないか?はて、さて?と思うだけだったのですが、この日ばかりは弟に救われました。
絶対に負けられない戦いがそこにはあるんだなと感じた日でした。
ナンとカレーは抜群に美味しかったです。





では、次回まで See you again!!