2015年8月22日土曜日

健診オプションあるある

皆さん、こんにちは。
甲子園も終わり、八月も終わろうとしております。

私は、先週の山内さんが書いていたなぞなぞを自信満々に答えると3問中2問も間違えるいう、、
情けなさ、あの自信は何だったのか?と恥ずかしく感じました 保健師 近藤です。時間があるのでもう少し考えて見たいと思います。

ちなみに私が先々週に書かせてもらったブログの最後のゆるキャラ?
あれは何だ?!と思った方もいるかと思いますので(あまり、求められていないかと思いますが。知らない方は見てみてください)答えを言わさせてもらいます。



あれは・・・・

ドンヨリーヌ!!!


という妖怪ウォッチにでてくるキャラクターだそうです!!



何をモチーフなのかは私にもわかりませんが・・・ 陰の感じはしますね。
あの写真に写っていた友人は友情出演やーー!!と大変喜んでいました。



話は変わりますが今日は、受診者の方からもよく質問され、オプション検査の1つでもある腫瘍マーカーについて少しお話したいと思います。

腫瘍マーカーとは



体内に腫瘍ができると、血液や尿に含まれる、たんぱくや酵素、ホルモンなどが急激に増えることがあります。健康なときにはみられない物質が現れることもあります。
これらの物質を腫瘍マーカーといい、物質の量や種類によって腫瘍の存在を知る手がかりになります。
腫瘍マーカーの検査は、がんのスクリーニング(ふるいわけ)として行われます。しかし、
基準値より高いからといって、絶対にがんがあるとういことはなく、反対に陰性だからといって完全にがんが否定できるわけでもありません。
数値の上昇はがんの進展に比例することが多く、早期では正常のこともあるため、がんの早期発見のためというよりも、主としてがんを診断するうえでの補助的な検査、あるいは治療していくうえでの経過観察の検査としての意味合いが強くなっています。

つまり、腫瘍マーカーも参考にし、超音波検査やX線CT、生検などを総合して診断していくこととなります。

がんの場合、初期には症状の現れないことがほとんどです。40歳以上の方々は定期的に検診を受けて早期発見・治療に努めることが、予後を大きく左右します。つまり、大腸検査の便検査も大事な検査となります。
がん検診の目的は早期発見ですが、すべてのがんをチェックするわけではありません。そこで、家系的にがんが多い人は、必要なオプション検査を追加すると良いと思われます。


ちなみに当院の健診で行っている腫瘍マーカーが

●CA19-9;すい臓がんをはじめ、胆道、胃、大腸のがんなど、主に消化器のがんで高値になります。特にすい臓がんに特異性の高い腫瘍マーカー。

●AFP;臓器特異性の高い腫瘍マーカーで、肝がん、卵巣や精巣の胚細胞がんで高値になります。まれにAFPが高くなる胃がんもあります。慢性肝炎や肝硬変、妊娠などでも値が上昇します。

●CEA;胃がん・大腸がんなどの消化器のがんをはじめ、肺、卵巣、乳がんなどで高値になります。喫煙や炎症性疾患、肝硬変、糖尿病で高値になることもあります。

●PSA;前立腺に特異性の高い腫瘍マーカーで、がんの発見や経過観察に重要な役割を果たしています。前立腺炎や前立腺肥大で上昇することもあります。

●CA125;卵巣がんで高値になりやすく、その他子宮体がんや、膵臓、胃、大腸などのがんで高値になることがあります。子宮内膜症、月経、妊娠、肝硬変、膵炎などでも上昇します。

PSA検査は
50歳を過ぎたら1年に1回程度、定期検診を受けることをお勧めします。特にエコーなどで前立腺肥大を指摘されたことのある方は一度調べらても良いかもしれません。
また、直系の家族(父または兄弟)に前立腺がん患者がいる場合は、若年で発症する可能性が指摘されていますので、40歳を過ぎたら一度検査を受けることをお勧めします。



以上、参考にして頂けたらと思います。


最後に、先日西条で行われた市民納涼花火大会の映像です。大した映像ではないですが、楽しんで頂けると幸いです。









暑い日は続きますが、乗り切っていきましょう!!

では、次回までSee you again!!!