2015年8月26日水曜日

人生の経営者

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


台風は大きな影響も無く、ほっとしましたね。今日の風は秋の気配を感じます。

先日は病院を離れ、看護協会の開催する研修へ参加しました。「新人教育」がテーマですが、若い世代を教育する事も専門職としては大切なことです。これからを担う看護師に期待します。


今日は 健康管理に必要な PDCA を少々

PDCAは、もともとは生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進めるための手法として、W・エドワーズ・デミング博士らが提唱した考え方です。

PDCAサイクルの活用が健康管理に役立ちます。



PDCAは 「Plan・Do・Check・Action」 のそれぞれの頭文字を並べた言葉です。

それぞれの意味は、以下のように言われています。

Plan:計画を立てる

Do:実行する


Check:評価する


Action:改善する


「PDCAサイクル」という言い方もされます。P→D→C→Aときて、Aからまた次のPに進む。このサイクルを「クルクルと回し、継続的に改善していく」ことが大切だと言われています。


健診後には

P:健診で指摘された項目について改善目標や計画を立てる。(お酒を1合までにする...等)

D:実行する (期間を決めると取り組みやすい)

C:評価する (期間が終了したら目標と計画を振り返る)

A:改善目標の見直しをしたり、具体的な行動計画を見直してみる。(休肝日を作る..等)


と活用できるわけです。計画的に健康管理をしていくことが、今後当たり前になることは間違いありません。

今年の結果をご覧になったら是非活用してみてください。



今回のタイトルは 松下幸之助 の手記から頂きました。

「“経営者” といえば、単に経済活動上の言葉だと思いがちだが、われわれ一人ひとりの人生についても、お互いによりよき経営者になるということが大事なのではないだろうか。

つまり、どのように生活の目標を定め、その目標達成のためにいかに合理的な努力をしてゆくか、物心ともに豊かな人生を送るためにはどうすればよいか、ということなどを自分なりに考え実行してゆく。

そういう自分自身の人生の経営者になるということを考えてみるのもおもしろいと思う。」


いろいろとつながってきますね。

“経営”はいろいろな物の見方を変えてくれそうです。


今週末は健康経営セミナーです。是非お越しください。(なんとか準備がんばってます)





では次回までお健やかに  篠崎