2015年10月21日水曜日

がんが教えてくれること

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

各地の秋祭りはお天気もよく、多くの方が参加されたようです。健康管理センターでは、秋の健診シーズンが始まり、たくさんの受診者の方で活気づいています。


リレー・フォー・ライフ(がん患者・家族 支援イベント)

先日はリレーフォーライフが松山の城山公園で開催されました。各医療機関や公的機関が参加されたようです。

がん患者さんは24時間がんと闘っている。それを支援する為のイベントです。24時間絶えず歩くという内容ですが、その行為には深い意味があるのを感じます。



リレーフォーライフ・ジャパン 2015 えひめ

http://relayforlife.jp/ehime/

リンクご活用下さい。



愛媛県がん対策

愛媛県では県下20市町に「がんになっても安心して暮らせる愛媛」の実現を目指して取り組まれています。

愛媛県のホームページではがんへの取り組みが次のように明記されています。

「愛媛県では、がん対策基本法に基づき、平成20年3月に「がん対策推進計画」を策定し、がんの予防・早期発見、がん医療の均てん化、相談支援の充実などのがん対策を推進して参りましたが、現在の状況をふまえて計画の見直しを行い、平成25年3月に新たな計画を策定いたしました。」

詳細はリンクご活用下さい。 

http://www.pref.ehime.jp/h20150/gan_iryou/


四国がんセンターをはじめ、地域のがん診療連携拠点病院がそのサポートを行っています。

がん患者さんへの支援は医療機関だけでなく、行政やNPO法人に至るまで整備されつつあります。



次回11月3日(火)祝日にも開催されるそうです。がんセンターHPご覧下さい。


患者さんががんを患いながらも 積極的に治療 をし、社会復帰 をするために考えられた支援です。

その支援の内容は時代と共に変化を見せています。


緩和ケア

緩和ケアの役割は、時期にかかわらずがんに伴う体と心の痛みやつらさを和らげることです。

また、緩和ケアは、患者さん本人や家族が「自分らしく」過ごせるように支えることを目指します。体のつらさだけでなく、心のつらさあるいは療養生活の問題に対しても、社会制度の活用も含めて幅広い支援を行うことも大切な役割です。

国立がん研究センター リンクご活用下さい

http://ganjoho.jp/hikkei/chapter3-1/03-01-08.html


医療や医療関係者、患者・家族が、生を考え、命と向き合う時代だと感じています。

それはがんに限らず、赤ちゃんの誕生から在宅への看取りまでに共通することです。2人に1人はがんになる時代に生きているからこそ、その人らしい人生の創造を考える必要があるのではないでしょうか。






近所に咲く金木犀。驚くほど生い茂ってます。

花言葉は 謙虚、謙遜 だそうです。

あれほどの香りがするのに、お花は小さく目立たない。まさに謙虚な姿です。

何事も謙虚に取り組みたいものです。

では次回までお健やかに。  篠崎