2020年1月15日水曜日

病院見学

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

令和2年となりました。皆様の健康とご多幸をお祈りいたします。今年はお天気もよく暖かなお正月を迎えました。今年も元気に参りましょう。


先日済生会西条病院さんと周桑病院さんが当健康管理センターを訪問されました。なでしこは済生会西条病院のモチーフです。

合同見学会は初めてです。各病院の情報交換や施設状況を行い、西条市の健康診断の精度を向上させることを目的にしています。今回は村上記念病院さんは都合により参加できませんでしたが、定期的に交流する機会をもちたいと思いました。

健康診断の予約について・・・

健康診断の予約方法は電話や対面、FAXやメールなどさまざまに対応をしています。その時に受診者の方が望まれる方法をとることが多いですが、高齢の方になるとFAXやメールのやり取りは苦手な方も多く、電話に頼ることも多々あります。

そこであるのが、「聞き間違い」です。予約あるあるですが、氏名の漢字やカナ、生年月日はよくあります。ご本人がいい間違えるはずはないように思われますが、予約時の名前と保険証の名前の不一致はあります。また検査の内容の相違はたびたび起こります。聞いている内容と当日ご本人のご希望の検査内容が異なる場合があります。こういったあるあるを共有し、他院の対策や工夫をうかがうことにより、よりよいサービスに発展します。

健康診断の結果について・・・

健康診断を受けた後、結果がどのように受診者に帰るのか。病院によって作業は異なります。重要なのは医師ですが、どのように医師と協力し行うかがポイントとなります。
少しの工夫で大きな効果が得られることもあります。他院の情報は大変興味深く、共感できるものとなりました。

その他にもたくさん議題はありましたが、どれもサービスの向上を目指していることが熱くつたわってきました。健康診断事業は総合病院にとってどんな存在かも共通しています。ライバルと思われがちの病院同士ですが、実は問題も課題も共有できる心強い仲間でもあります。

目指すところは西条市の健康維持増進です。自院の目標はそれぞれですが、目的は共通すると感じています。


東京オリンピックのチケットのデザインが決まったようです。現地応援に行かれる希少な方にあまり出会いませんが、今年最大のイベントが大成功に終わるよう祈ります。

では次回までお健やかに。篠崎