2018年11月28日水曜日

雲南市訪問

皆様こんにちは

保健師 篠崎です。

来年度は年号も新たになり、5月のゴールデンウィークは10連休というご褒美もやってきます。

当院は数日営業する予定となります。決定次第お知らせいたします。

雲南市訪問



ご縁があって島根県雲南市を訪問しました。

木次パスチャライズ牛乳が有名で、野菜や果物の有機栽培なども有名なまちです。

駅前の商店街は昭和の雰囲気があり、とても居心地の良い場所でした。

お宿の天野館は明治の建物だそうです。

畳の大部屋は全てふすまで仕切られ、とても珍しい造りでした。




今回の訪問は、小規模多機能自治組織とコミュニティナースの情報収集でした。

雲南市は小規模多機能自治組織が発達し、小学校区での自治活動が進んでいるモデルとなっています。

地域包括支援センターも自治活動と連携し、まちに暮らす人に情報が行き届く仕組みになっています。

NPO法人おっちラボは幸雲南塾を主催し、コミュニティナースを輩出しています。
写真はおっちラボです。商店街のなかにあります。

コミュニティナースは自治活動や介護事業で行う高齢者事業に参加し、参加者の健康増進や生活支援を行っています。


今回お話しを聞いたコミュニティナースの得意ワーク「マットス」です。

マットにお手玉のような形のものを投げて、スコアを競うゲームです。
投げて拾う、点数を計算する、みんなで楽しむ。
それぞれに予防の要素があります。マットスを楽しみに、活動に参加される方も多いそうです。

市からの委託事業では生活支援コーディネーターとしても活躍しています。自治区の福祉推進委員の伴走支援を行い、育成も担っています。その活動が地域包括ケアシステムを機能させ、まちの生活をささえているのではないかと感じました。

今後どんどん高齢化率は上昇します。健康寿命の延伸はどの自治体でも取り組むべき課題です。コミュニティナースの考え方は、その解決の一つとして取り入れる価値があります。

私たちの活動も社会背景によって変化して行くものと感じました。
今後の活動に活かしたいと思います。


ご当地のおいしいもの紹介です。

焼きさば寿司は聞いたことがありましたが、このようなスタイルは初めてでした。

バラ寿司にさばをほぐした具が入っています。

とても美味しく頂きました。雲南で食べるものはどれも美味しくて、食の豊かなまちだなあと思います。

では次回までお健やかに。篠崎