2016年3月9日水曜日

評価は動機付け

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


週末は暖かく、春の陽気で気分も浮かれてしまった私。

ニュースで見かけて、早速出かけてみることに。

皆様も春の香りを楽しんでください。






見奈良の菜の花畑です。今が見ごろです。

この日のお天気はイマイチですが。この黄色の景色はなかなか見られない光景です。



本日は 評価と動機付け について少々。

年度末は何かと評価、目標を整理する時期ですね。

先週受けた研修で講師が言っていた内容をご紹介します。主に教育に関する内容でしたが、色々なことに共通することです。

健診結果も一つの評価ですね。

「評価は動機付けになる」ということですが、ここで大切なのは 「どう評価するか」 、とういうことです。

評価は成長のための評価でなければなりません。

例えば新人職員を評価する際、他の新人と比較するのはいい評価とはいえないそうです。

あくまで個別に、話しをして、キャリアアップのペースをみる。ということが重要だそうです。

個別で評価する際、リフレクション(振り返り)をしますが、これは経験の意味づけをする事です。それがアクション(行動)につながる訳です。


看護師業界では経験型学習などという分野も広がりつつあります。経験に意味を持たせることで、より学習につながるというものです。

今回の動機付けですが、「達成動機付け」というもので、評価を伴う達成状況において、高いレベルで目標を達成しようとする形態の動機付けと位置づけがあります。


評価なくしてモチベーションは上がらない。ということですね。


健診結果をみて、「痩せよう!」「禁煙しないと!」と感じるのは、評価が動機付けとなった結果ということです。

ということは・・・

健診結果で皆さんのモチベーションを上げることが私たちの当面の課題となりそうです。


来年度の健康増進や人材育成を考える際の参考になれば幸いです。





“好物”というとこれ。

なじむというかしっくりくる感じ。

皆さんそういう物、ありますよね。

こういう誰かの“好物”になるような仕事(ものづくり)に憧れてみたり。

では次回までお健やかに。  篠崎