2022年7月15日金曜日

更年期障害

 こんにちは、山内です。

急に梅雨のような天気が続きますね。

コロナウイルス感染が急拡大しています。

明日から3連休ですので、皆さんも感染予防に努めて頂ければと思います。



今回は更年期障害についてです。

閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といいます。

更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。

【更年期の症状】

①血管の拡張と放熱に関係する症状

ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など

②その他のさまざまな身体症状

めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど

③精神症状

気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など

更年期障害の特徴の一つは症状が多彩なことですが、これらが他の病気による症状ではないことを確認する必要があります。

また、薬物療法もありますので症状に合わせて医療機関を受診しましょう。

次は更年期頃に注意したいことです。

女性ホルモンの働きには、血管をしなやかに保ち、動脈硬化の予防や内臓脂肪の分解をしやすくするなどがあり、男性と異なり女性は生活習慣病の発症が抑えられていました。

しかし閉経以降は女性ホルモンの保護がなくなり、「脂質異常症」「動脈硬化」「糖尿病」「高血圧」など生活習慣病へのリスクも高まっていきます。

動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞など、重大な病気を引き起こす危険因子であるため、特に閉経後の女性はこれまで以上に注意が必要です。

更年期を迎えると、エストロゲンの急減によって骨代謝のバランスが崩れ、閉経後、1年に2%ずつ骨量は減り、10年後には20%も減少するといわれています。

若い時に蓄えた骨の量が減少して骨がもろくなり、骨折リスクが高まります。

閉経後には骨密度測定がお勧めです。

更年期症状のある方は、一度かかりつけの婦人科を受診して相談して頂ければと思います。

それでは、また良い一日を。山内

2022年7月11日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況


現在の胃カメラ空き状況をお知らせ致します。

お申し込みはお電話で承ります。皆様のご連絡をお待ちしております。


〇協会けんぽ・人間ドック共通

空き無し


〇人間ドック

8/24 1件空きあり(二宮Drカメラ枠)


〇協会けんぽ

8/18 1件空きあり


<胃カメラを実施できる基準について>

*健診予定日前2週間以内に、愛媛県内に滞在していること

*健診予定日前2週間以内に、愛媛県外の方と接触がないこと

*2週間以内の体調の変化がないこと

*職場や家庭でコロナ感染者や濃厚接触者がいないこと


以上ご協力をお願いいたします。



7月7日は七夕でした。七夕は古くから行われている日本の行事で、一年間の重要な節句を表す五節句の一つです。7月7日の夜に願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣が今も残ります。皆様は七夕を楽しんだでしょうか。

晴れた夜空を見上げて夏の大三角形を探してみてはいかがでしょうか。

ではまた来週。

2022年7月8日金曜日

腫瘍マーカーについて

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

梅雨明けし、蒸し暑い日が続いていますね。水分、塩分補給をしっかりと、適宜冷房を使用して、熱中症には注意してくださいね。

今日は腫瘍マーカー検査についてお話します。

ドックのオプション検査の中に、腫瘍マーカー検査があります。腫瘍マーカーは採血で実施でき、身体の負担も少なく手軽にできる検査です。しかし、名前は聞いたことがあっても、内容について知らない方もいらっしゃるかと思います。


腫瘍マーカーとは


腫瘍は体内の細胞の一部が突然変異して増殖し、しこりのようになった状態をいい、良性と悪性があります。悪性のものが一般的に"がん"と呼ばれています。
体内にがんができると、その種類によっては健康な時にはほとんど見られない特殊な物質が作られ血液中に現れることがあります。この血液中に現れた物質を「腫瘍マーカー」といいます。そしてこの腫瘍マーカーのチェックをする検査が「腫瘍マーカー検査」です。

体内にがんが発生すると、通常変化しないはずの腫瘍マーカーの数値が異常値になります。ただし、腫瘍マーカーの結果が高値であるからといって、がんであるとは判断できません。あくまでひとつの判断材料であるとされています。

必ずしもがん(悪性腫瘍)で高くなるわけではなく、良性腫瘍や膵炎、胆嚢炎、胆管炎などの炎症性疾患や、胆石症、肝炎、糖尿病、気管支炎、気管支拡張症、子宮内膜症など、がん以外の病気でも上昇することがあります。
つまり、「がんであるときにしか産生されない物質」ではなく、がん以外の病気でも上昇することがあります。また、がんだとしてもどの臓器にできたか判断することまではできません。そのため、腫瘍マーカーは検査の補助的手段として、また治療効果の判定に用いられることが一般的です。

腫瘍マーカーの種類


CEA
CEAは胎児の早期の受精卵細胞と共通する物質で、この数値が高くなる場合、大腸癌、肺癌などの消化器系の癌の可能性が考えられます。異常値を示す場合、悪性腫瘍(膵癌、大腸癌、胃癌、胆道癌、原発性肝癌、転移性肝癌、食道癌、肺癌、乳癌、甲状腺癌など)を疑い、他に、肝硬変、肝炎、膵炎、甲状腺機能低下症などでも上がることがあります。
ただ、個人差が大きく、すべての癌患者で異常が見つかるわけではありません。また喫煙量に比例して上昇しますので、長期喫煙者の方は受診の際には注意が必要です。


CA19-9
CA19-9は膵管や胆管などをはじめ、消化管や気管支腺、子宮内膜などに多く存在するたんぱく質です。消化器がんの中でも、とくに膵臓・胆のう・胆管に特異性がでる腫瘍マーカーです。消化器がんの他に子宮体がん、卵巣がん、肺がんでも高くなることがあり、良性疾患では膵炎、胆嚢炎、胆管炎や、胆石症、肝炎、糖尿病、気管支炎、気管支拡張症、子宮内膜症など、がん以外の病気でも高い値を示すことがあります。

PSA
PSA検査は前立腺がんを早期発見するために有用な検査です。がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSAが血液中に増加します。PSAが高い場合に考えられる疾患は前立腺がん、前立腺肥大症、前立腺炎などを疑います。


CA125
CA125は卵巣がん、子宮体がんに特異性がでる腫瘍マーカーです。そのほか子宮内膜症、子宮筋腫、良性卵巣嚢腫にも反応します。そのため、CA125は女性特有の疾患リスクに幅広く対応する腫瘍マーカーといわれています。
またCA125は女性ホルモンのエストロゲンという物質によって生成が促されるため、生理(月経)時に上昇する性質があり、なかには異常値の範囲まで上昇するケースもあります。

AFP
AFPは、もともと妊娠早期の胎児にみられる血清蛋白の一種です。健康な成人の血液に含まれず、原発性肝癌の患者の95%の血液に含まれるため、肝癌の腫瘍マーカーとして用いられています。AFPは肝炎や肝硬変でも測定値が上昇します。

この検査は、腫瘍マーカー検査を含む人間ドックコースを選択する、またはオプションにて腫瘍マーカー検査を追加することで受診できます。他の検査(CT検査や内視鏡検査などの画像診断)と併用したうえで、それぞれの苦手部分を補足する方法で総合的にがんのリスクを判断します。そして腫瘍マーカーが一定以上の値を示した場合は、さらに詳しい検査を行い、確定診断を行う必要があります。腫瘍マーカー検査だけでがんリスクの判定ができないことは認識しておきましょう。

今日も一生健命 竹田

2022年7月6日水曜日

コロナ感染症の現在

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


台風は過ぎ去ったものの、蒸し暑さを残していきました。汗をかいたら水分補給をこまめに行い、涼しい場所を選んで休憩しましょう。夏はこれからです。季節を楽しみながら、健康も維持していきましょう。



コロナ感染症の現在

本日のコロナ感染症情報です。愛媛県552名のうち西条市57名、新居浜市65名でした。西条市の傾向としては小児患者さんが多いように思われます。学校や保育園での感染が拡大している印象を受けます。

お子様が感染した場合、同居の保護者は濃厚接触者となり日常生活が制限されてしまいます。しかも感染者よりも観察期間は長いため、仕事を長期で休むこととなります。

こんな時期ですので、どこで誰がいつ感染するかわかりません。お互い様とお互いをねぎらいながらしっかり感染症対策をして頂きたいと思います。


西条市情報

市長の動画とコメントです。ご参照下さい。

https://youtu.be/8csMvFaP_JY

https://www.city.saijo.ehime.jp/uploaded/attachment/57798.pdf


現在感染症による受診の制限などは胃カメラを除いて実施しておりませんが、ご自身やご家族の体調不良があれば、必ずお申し出ください。


現在のマスク使用のルールについて

厚生労働省の資料です。ご参照下さい。

https://www.city.saijo.ehime.jp/uploaded/attachment/57025.pdf


「水無月」という和菓子をいただきました。「水無月」は本格的な夏を前に梅雨で体調を崩しやすい6月の最終日にだけ食べられます。

夏越の大祓の茅の輪くぐりとともに重要なものが「水無月」です。悪魔払いの意味合いのある小豆と、大変貴重であった氷に似せたお菓子です。

夏を感じるひと時となりました。


では次回までお健やかに。篠崎

2022年7月4日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況


現在の胃カメラ空き状況をお知らせ致します。

お申し込みはお電話で承ります。皆様のご連絡をお待ちしております。


〇協会けんぽ・人間ドック共通

12/26 1件空きあり


〇人間ドック

2/25 1件空きあり

3/1  ~空きあり


〇協会けんぽ

キャンセル空き無し


<胃カメラを実施できる基準について>

*健診予定日前2週間以内に、愛媛県内に滞在していること

*健診予定日前2週間以内に、愛媛県外の方と接触がないこと

*2週間以内の体調の変化がないこと

*職場や家庭でコロナ感染者や濃厚接触者がいないこと


以上ご協力をお願いいたします。




ダリアは夏場から秋にかけて咲きます。南米出身で暑さには強いようです。太陽の光を集めて元気に咲く姿にこちらも元気をもらえそうです。

ではまた来週。


2022年7月1日金曜日

全国安全週間

 こんにちは、山内です。

梅雨が明けて、暑い日が続いています。

こまめに水分補給をして、熱中症にならないように気をつけましょう。



7月1日~7日 は全国安全週間となっています。(中災防HP参考)

労働災害防止活動の推進を図り、安全に対する意識と職場の安全活動のより一層の向上に取り組む週間です。

労働災害を防止するために、産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。

事業場では、労使が協調して労働災害防止対策を展開し、労働災害は長期的に減少してきました。

しかし、近年は、就業人口が高齢化し、高年齢労働者の労働災害や、転倒や腰痛などの労働者の作業行動に起因する労働災害が顕著に増加しています。

これらの災害は事業者が行う対策だけで防ぐことが困難な場合もあります。

労働災害を減少させるには、基本ルールを徹底し、それらの遵守・実行するための時間的・人員的余裕のある業務体制を構築することが重要です。


令和4年度の全国安全週間のスローガンは、「安全は 急がず焦らず怠らず」です。


働く人々全員が、それぞれの立場、持ち場で労働災害防止活動に参加し、問題を解決するいきいきとした職場風土づくりをおこない、ゼロ災職場をめざすよう取り組みましょう。

職場のKY活動はマンネリ化していませんか?

職場のみんなが「やろう」という活動をしなければなりません。

問題点などをみんなで話し合い、安全な職場づくりをしましょう。

この機会に職場における労働災害防止活動の大切さを再確認し、積極的に安全活動に取り組みましょう。


それでは、また良い一日を。山内

2022年6月29日水曜日

脂質異常症

 みなさん、こんにちは。

保健師 曽我です😀

この前梅雨入りしたと思ったのに、四国も梅雨が明けましたね🌞

6月とは思えないような猛暑日が続いていますので、上手にクーラーも活用しながら、体調管理お気をつけください。


今回は、健診で指摘されることの多い”脂質異常症”についてお話していきます。



健診においては4種類の脂質検査を行っております。


①中性脂肪:中性脂肪は糖分(主食・アルコール・甘い物)の取りすぎや運動不足で増え、悪玉のLDLコレステロールを増やし動脈硬化を進めることにつながります。


②総コレステロール:総コレステロールはホルモンや細胞膜の材料になります。多すぎると動脈硬化を起こす原因になります。


③HDLコレステロール:HDLコレステロールは血管にたまった悪玉のLDLコレステロールを肝臓に持ち帰る働きがあるので善玉コレステロールといわれています。


④LDLコレステロール:高値のまま放置すると、動脈硬化がすすみ、脳梗塞や心臓病の原因になります。


★脂質異常症とは

「悪玉」のLDLコレステロールや血液中の中性脂肪が必要以上に増えるか、または「善玉」のHDLコレステロールが減った状態のことです。

脂質異常症は、それだけでは特に症状が現れることはありません。では、脂質異常症の何が悪いのでしょう。

―それは、LDLコレステロールが必要以上に増えることで、気がつかないうちに血管が傷つけられ、静かに動脈硬化が進行することで脳や心臓の怖い疾患につながるおそれがあるからです。


★脂質異常症の原因

発症には、過食、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなどが関係しているといわれています。特に、お腹の中に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の方はLDLコレステロールや中性脂肪が多くなり、HDLコレステロールが少なくなりやすい傾向があります。

また、遺伝的な要因によって起こる「家族性高コレステロール血症」と呼ばれているものもあります。このタイプは、遺伝性ではないタイプのものに比べてLDLコレステロール値が著しく高く、動脈硬化が進行しやすいことが知られています。親や祖父母、兄弟など血のつながったご家族に脂質異常症や55歳未満(男性の場合)または65歳未満(女性の場合)で心筋梗塞を起こした方がいる場合、家族性高コレステロール血症の可能性が高いため、まず、ご自身のLDLコレステロール値を確認してみましょう。


★脂質異常症の治療

脂質異常症の治療は通常、食事療法と運動療法から開始します。

🍙食事

☆レンコン、ブロッコリーなどの野菜、バナナ、りんごなどの果物(抗酸化作用を持つビタミンCやE、βカロチン、活性酸素を除去してくれるポリフェノールを多く含む)

☆青魚(イワシ、サンマなど)、寒流を泳ぐ魚(サケ、タラなど)(含まれているEPAやDHAが中性脂肪を減らす)

☆きのこ、豆類、海藻(食物繊維がコレステロールを減らす)

☆オリーブオイル(悪玉のLDLコレステロールだけを減らす)

☆大豆製品(抗酸化作用があり、LDLコレステロールや中性脂肪を減らす)

⚽運動

運動することにより、動脈硬化の予防によい効果が得られます。特に、ウォーキングや水泳など、酸素を取り込みながらゆっくり少しずつ力を出す「有酸素運動」は、「善玉」といわれるHDLコレステロールの上昇に役立ちます。


🏥薬物療法

薬物療法は、食事療法と運動療法を行っても脂質管理の目標値が達成できない場合、もしくは持っている危険因子が多く、動脈硬化や動脈硬化による疾患を起こすリスクが高い場合に開始されます。

危険因子を多く持つ方や、検査を受けて遺伝性の要因による家族性高コレステロール血症と診断された方は、動脈硬化が進行するリスクが高いので、すぐに薬物療法を始めることがあります。


脂質異常症は、症状が出ないのでそのまま放置している方も多い疾患です。

今一度、健診結果を確認して、日常生活の改善に役立ててください。


本日もお読みいただきありがとうございました。

曽我