保健師 近藤です。
9月に入りましたが、暑い日が続いております。
台風10号も近づいてきており、かなり大きいみたいで心配です。
6日から7日にかけて奄美から九州地方に接近、上陸する見通しらしいので、四国にも6~7日にかけてくるみたいなので、十分気をつける必要があります。
大雨になる前から河川の水量が増える場合があり、「見た目の天候にとらわれず、できるだけ河川内にとどまらないように」と呼びかけられていますので、早めの対応をしていきましょう。
今回の台風10号は沖縄、奄美で最大瞬間風速85メートル、九州で70メートルの猛烈な風を予想しているので、去年よりさらに大規模な停電が発生するおそれがありますので、停電に備えておくべきことをまとめておきます。
【停電に備えておくべき8つのこと】
1.懐中電灯の準備
2.水の確保
3.冷蔵不要な食品の確保
4.冷蔵庫を予め『強』に
5.魚や肉は調理をしておく
6.エレベーターの停止を想定
7.携帯は「省エネモード」で節電
8.モバイルバッテリーを充電
そして忘れてはいけないのが、今のこの蒸し暑さ。防災準備だけでなく熱中症にも警戒が必要です。
【停電時の熱中症対策】
◆濡れたタオルで全身を拭く
脇や股関節、首など血管が集まる場所を冷やして体温を下げるようにしましょう。
◆タオルやスカーフに保冷剤をくるんで首にまく
体温が上昇してきていると感じたり、室内が暑いのであれば、保冷剤や、濡れたタオルなどを使用して体温を下げてください。
◆経口補水液やスポーツドリンクを定期的に飲む
◆車の冷房で涼む(エコノミー症候群に注意)
◆お風呂に水をはっておく
※熱中症対策の第一がこの水分補給です。
しっかりと水分をこまめにとって体温の上昇を防ぐようにしてください。水分は冷たい飲み物よりも、常温のものが理想的です。
冷たいものの飲みすぎは胃腸を冷やしてしまいます。夏場で汗をよくかくのであれば、水分補給だけではなく、塩分も補給するようにしてください。