2020年9月16日水曜日

ヒューマンエラー

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

秋めいてまいりました。夜は涼しく過ごせるようになってきましたね。先日テレビを見ていると秋の七草を読んだ山上憶良の詩が紹介されていました。季節の移ろいを草花で感じられる文化の継承を感じます。



ヒューマンエラーと健康のつながり

医療機関はエラーを防ぐ為の部署が存在します。医療安全管理室では看護師が中心となり、日々の業務で起こるエラーについて分析し、再発防止に取り組んでいます。

エラーを起こす原因には職員の健康状態やストレスなどが関わっています。
ヒューマンエラーは必ず存在します。ですが、その頻度を少なくする取り組みは継続してされています。

*エラーが起き難い条件整備(ハード・ソフト)
*マニュアルづくりとその教育
*ひとりひとりのレベルアップ

以上のような取り組みは、皆さんの事業所でも行われているかと思います。
ではひとりひとりのレベルアップはいかがでしょう。

ひとりひとりの資質アップの要素
*良い知識
*良いスキル
*良い態度
*良い心身の健康

以上のような項目が挙げられます。
疲労・焦り・やる気などそのときの状態は本人の能力や注意力に影響を及ぼします。
仕事量が多く、長時間になると疲れが生じます。そのためエラーも発生しやすくなります。

まず疲れた状態が継続しないように取り組むことも必要です。
*仕事のムダやムラを減らす
*休憩はきちんととる
*自分の健康に留意する

またものがいいやすい雰囲気づくりも重要です。笑顔があり、コミュニケーションをとりやすい職場風土を目指したいですね。


当センターに新しい事務員さんが2名入職しました。これからお目にかかることもあると思います。不慣れなところもありますが、まじめに取り組んでおりますので、暖かく見守っていただけると幸いです。これからもよろしくお願い致します。

では次回までお健やかに。篠崎