2019年10月4日金曜日

目の愛護デー

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

10月に入り、すっかり秋の風という感じがします。例年に比べるとまだまだ暑いのかな?と思いますが、過ごしやすい季節になってきていますね。

10月10日は目の愛護デーです。これは、10.10を横にすると、人の顔の目と眉に見えるからだそうです。 
また、10月にはもう1つ、目の記念日があります。それは10月01日の“眼鏡の日”です。 こちらは、1を眼鏡のつる、0をレンズとみなすと眼鏡の形に見えるからだそうです。 これらを合わせて、10月1日~10月10日は“目と眼鏡の週間”とも呼ばれています。

目の愛護デーでは、現在厚生労働省が主催となり、全国で目の健康を促す活動がされたり、 目の関連企業や団体がイベントを開催したりしています。


人がものを見るしくみ


人間の目は、どのようなしくみでものを「見る」のでしょうか? 人間の目は、カメラと似た構造をしているといわれています。 そこで、目のどの組織がカメラの何にあたるのか照らし合わせながら、見るしくみをご紹介します。

1.まぶた
レンズキャップと、シャッターの役割です。 ゴミや乾燥から目を守ったり、目に入る光の量を制限して網膜が傷つくのを防いだりしています。

2.角膜・水晶体
レンズの役割をしています。角膜には、紫外線を吸収するフィルターの役割もあります。 レンズなどで光が曲がる現象を「屈折」といいます。 
カメラはレンズの移動により、遠くから近くまでピントを合わせます。 一方、目は水晶体が薄くなったり厚くなったりして、遠くから近くのものまでピントを「調節」するオートフォーカス機能をもっています。 水晶体が一番薄い状態を「無調節状態」といいます。

3.虹彩
絞りの役割をしています。このはたらきで「ひとみ」の大きさを調整して、目に入る光の量を制限しています。

4.硝子体
フィルム室の役割をしています。水晶体と網膜の距離を一定に保ち、網膜へ適切な大きさの像を結ぶはたらきをします。

5.網膜
フィルムや、デジタルカメラの撮像素子の役割をしています。 デジタルカメラでは、入ってきた光を撮像素子で電気信号へ変換して、 その電気信号をコンピューターで処理し、メモリーに記録しています。 電気信号を処理するコンピューターは脳、撮像素子とコンピュータを結ぶ配線は視神経にあたります。

様々な目の検査


健康診断や人間ドックでは、さまざまな目の検査がおこなわれます。 それらが何を調べるためのもので、どんな器械が使われるのか、みなさんは知っていますか?

1.視力検査
アルファベットの「C」のようなマークでおなじみの検査です。 マークのすきまがどのくらいのサイズまで見えるかどうかで視力が1.0、0.5などと判定しています。 「C」のマークはランドルト環といいます。 「ランドルト」というのは人の名前で、フランスのランドルトという眼科医が考えた検査方法です。 

2.眼底検査
目の底(奥)を眼底カメラという装置で撮影します。目の奥を撮影し、観察することにより、網膜疾患や緑内障、眼底出血、糖尿病、動脈硬化、高血圧などの診断に役立てます。

3.眼圧検査
眼圧とは、目をボールにたとえると、ボールの空気の入り具合のことです。 
眼球に一定のはりを与え、眼球の大きさや形を保っています。 眼圧は眼圧計(トノメータ)という、目に向かって“シュッ”と空気が出てくる装置で測ることができます。 目の表面に空気を当てて測る非接触式は、麻酔が不要なので、定期健診や人間ドックなどで良く使われています。

この機械に目の健康について考えましょう。

今日も一生健命 竹田