2019年4月24日水曜日

肝炎事業

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

ずいぶんと暖かくなり、日中は暑く感じるくらいです。平成の終わりも近づき、10連休もまもなくです。ご予定はお決まりでしょうか。



「職域の肝炎ウイルス検査を受けた者への初回精密検査費用助成」の開始

愛媛県は肝がん死亡率全国トップクラスです。肝炎の罹患率も高く、ここ数年でたくさんの取組がされています。

厚生労働省は肝炎ウイルス対策に、いろいろな施策を取り決めています。

県や市でウイルス検査を受けることが出来ますが、職場の健診で受ける機会もあります。

その際、以前は行政が行う「自治体検査(住民健診)」で陽性と判定された方の精密検査には助成制度がありました。医療機関などで任意で受ける検査は対象外でした。

2019年より職域で実施する肝炎ウイルス検査で陽性であった方も助成の対象となりました。

費用は償還払いとなります。受診者は費用を医療機関に一旦支払い、その後本人が申請を行い、市町村から費用の払い戻しを受けます。

現在愛媛県のHPではまだ整備されていませんが、近日中に確認して頂けると思います。
その助成制度のほかに、肝炎検査の実施などの情報も見ていただけます。

まずは肝炎検査を受けましょう!!



https://www.pref.ehime.jp/h25500/kanen/kanen.html

愛媛県 肝炎対策情報です。ご参照下さい。


西条中央病院受診者を対象に調査した結果、飲酒率と肝機能異常について全国に比べ高い傾向にありました。

肝炎ウイルス感染だけでなく、飲酒習慣についても見直したいですね。

新年度を迎え歓送迎会も多いのではないでしょうか。

楽しいお酒を飲むために、日頃の体調管理は意識的に行いましょう。

お酒が好きな方や強い方は、飲める量と飲んで良い量の違いを振り返ってみても良いですね。

では次回までお健やかに。篠崎