保健師 竹田です。
ここ何日か寒い日が戻ってきましたが、体調はいかがですか?週末からまた暖かくなるようです。体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
今日は眼精疲労についてお話します。
眼精疲労とは
眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。
原因は?
1.眼の病気
・近視、乱視、老眼や矯正不良
・ドライアイ
・緑内障
・白内障やその手術の影響
・斜視・斜位
・眼瞼下垂
・斜視・斜位
・眼瞼下垂
2.からだの病気が眼に現れている
かぜやインフルエンザ、更年期障害、自律神経失調症、虫歯や歯周病、耳や鼻の病気などで眼精疲労になることが多く、その他の病気でも眼精疲労が起こり得ます。
3.眼の使いすぎや視環境の問題
4.精神的なストレスの影響
眼精疲労セルフチェック
- 眼の症状編
□ 目が重い、痛むことがある
□ しょぼしょぼする
□ 最近、視力が落ちた
□ まぶたが痙攣することがある
□ 目がかすむ
□ 目が乾く
□ 夕方から近くが見えづらい
- 身体の症状編
□ 肩こりがひどく、肩が張っている
□ 頭痛・偏頭痛を感じる
□ 頭全体に圧迫感がある
□ 頭が重い感じがする
□ 後頭部、首筋が痛むことがある
□ 鼻のつけ根や額にかけて違和感がある
- 視環境について
□ パソコンを毎日長時間使用する
□ 満員電車や暗い場所で読書やスマホを使う
□ メガネやコンタクトの度数を何年も変えてない
0~1個:眼精疲労はなさそうです
2~4個:注意!眼に疲れを感じることがありませんか?現在の症状が続くと、眼精疲労になる可能性があります。5~8個:要注意!眼に疲れを感じることが多いようです。早めにケアをして疲れを解消した方がいいかもしれません。
9~16個:危険!眼が大変疲れているかもしれません。眼を休ませたり、アイケアをすることをおすすめします。
対策のポイント
1.病気が隠れていないかチェック
眼精疲労の背後になにか病気が隠れていないかチェックすることです。視力や眼圧、眼底、視野、眼球運動などの検査を受けて、病気がみつかったら、その治療をします。原因を特定できない場合にも、ビタミンB製剤(細胞の新陳代謝を助けます)の点眼で、症状が改善することがよくあります。
2.メガネがあっているかチェック
メガネやコンタクトレンズを使用している人では、それらが目にあっているかのチェックも重要です。なるべくなら、使用状況にあわせてメガネをいくつか作って使い分け、目の負担を軽くしてあげましょう。
3.環境をチェック
2.メガネがあっているかチェック
メガネやコンタクトレンズを使用している人では、それらが目にあっているかのチェックも重要です。なるべくなら、使用状況にあわせてメガネをいくつか作って使い分け、目の負担を軽くしてあげましょう。
3.環境をチェック
作業時の照明の明るさ、姿勢をチェックしてみましょう。パソコンを使うのであれば、その位置も重要です。パソコン作業中はこまめに休憩をとって目を休め、軽い体操をしてください。室内が乾燥したり空調の風が目にあたるとドライアイを引き起こします。また、眼精疲労の意外な原因として、周囲の人のたばこの煙もあげられます。これらについては職場に相談して調整してもらいましょう。そして、睡眠を十分とりましょう。寝不足のときには、目を使う時間が長くなる一方で目を休める時間が減るのですから、目が疲れて当然です。
4.ストレス発散
趣味や散歩、スポーツなどで、ストレスを解消しましょう。ただ、ストレスがいくつも重なったり長期間続くと、ストレスを解消しようとする意欲までなくなることもあります。そんなときは医師に相談し、治療やアドバイスを受けてください。
今日も一生健命 竹田