2019年3月22日金曜日

二次検査(精密検査)の必要性について

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

3月も終わろうとしており、さくらも一気に咲きそうな暖かさですね。

お花見などの計画も立てようとしている方も多いのではないでしょうか?

今日は、私が院内の発表で活動させてもらった内容を少しお伝えしたいと思います。

今回、生活習慣病予防健診(以下協会健保)の受診の方に受診後に文書で郵送させてもらっている『受診勧奨』について焦点を当て活動をさせてもらいました。

受診勧奨とは…
健康診断を受けて『要治療』『要精密検査』と診断された受診者に対して、疾病の早期発見・早期治療を目的に手紙での通知や電話などを利用して、必要な検査や治療を勧めることです。
『検査をうけましたか?』という封筒が来た記憶がある方もいるかもしれませんが、それにあたります。

当院の健康診断を受けている方は人間ドックと協会健保の方などがいます。下記はその二次検査(精密検査)の受診率の比較です。


協会健保の方の方が受診率が低いということで、現在行っている受診勧奨の6ヶ月で行っていることを3ヶ月に短縮すると変化があるのかとという検証を行いました。

結論を言うと、3ヶ月での受診勧奨を行ったほうが、病院を受診してくれる方は増えました。
受診をした方の所見があった割合も、各項目50~100%でほとんどの方が所見がありました。

(結果がうまく貼り付けれなくてきちんと結果を伝えることができなくて申し訳ないのですが)二次検査(精密検査)を受ける必要はあるといえます。

受診するまでに忙しくて時間がなかったり、高血圧や脂質異常などの生活習慣病は自覚症状もないので、受診行動に移しにくいと思います。
しかし、二次検査(精密検査)を受けることは重要なので、足を運んで頂けたらと思います。
私たちも、今回の活動を活かし、受診者の方の力になれるよう、3ヶ月の受診勧奨を続けさせてもらい、できる範囲でのサポートはさせてもらいます。


これからも、よろしくお願いします。

では、よい週末をお過ごし下さい。
次回までSee you again!!!