2019年3月15日金曜日

健康経営セミナー

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

3月も中旬になりだいぶ日も長くなってきました。学校では卒業シーズンですね。別れるさみしさもありますが、新しい出会いに向けて心弾む時期でもありますね。



先日のブログに紹介した、西条市の主催する健康経営セミナーに参加してきました。

健康経営は近年よくきかれるようになってきましたが、今回は人材確保につなげる健康経営の実践方法や実際の取組事例のお話がありました。

健康経営とは従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点で考え、実践することです。

好取組事例の説明では、株式会社西電さんの取組が発表されました。

西電では2017年に健康づくり推進宣言を行い、健康経営を本格的に開始され、協会健保愛媛支部の健康づくり優良事業所として認定されています。

健康診断の実施においては、全従業員の受診はもちろん、再検査を受けることができるような支援や人間ドック受診の支援、女性の乳がん・子宮がん検診の支援など多様な取り組みをされているとのことでした。

運動への取り組みとしては、BMIでの管理や従業員が内容や目標を宣言し実施する健康活動宣言など、グラフ化し取り組んでいるとのことでした。

また、働き方改革と協調をとった施策を労使が一体となって推進を図り、過重労働防止の取り組みや有給休暇取得の推進を行い、有給休暇取得率90%の実績が出ています。

このような健康経営の施策に対しポイントを設定し貢献者の表彰をするなど、モチベーションの維持にも力を入れている印象でした。
取組事例を聞いて、参加された企業のなかでも参考になる対策が多くあったのではないかと思います。

労働者の減少や高齢化に伴い、人材確保が難しくなっている近年、健康経営の実践で魅力のある企業づくりを行い、効果をあげていらっしゃる企業は増えてきていると感じます。

ぜひ参考に取り組んでみて下さい。


今日も一生健命  竹田