2018年10月31日水曜日

健康スコアリングレポート

皆様こんにちは。

保健師篠崎です。

朝晩の気温が下がり、日中のさわやかな陽気が気持ちいい季節となりました。

健診は秋の繁忙期を迎えています。

健康スコアリングレポート



健康スコアリングレポートは各健保組合の加入者の健康状態や医療費、予防、健康づくりを取組状況等について、全健保組合平均や業態平均と比較したデータを見える化しています。

2018年度は厚労省・経産省・日本健康会議の三者が連携し、診療報酬明細書(レセプト)及び特定健診等のデータから、保険者単位のレポートを作成の上、全健保組合及び国家公務員共済組合に対して通知しています。(健保組合:1,400組合、国家公務員共済組合:20組)

詳しい情報は日本健康会議HPをご参照下さい。

http://kenkokaigi.jp/news/180831.html


健康スコアリングレポートの活用方法

経営者に対し、保険者が自らのデータヘルス分析と併せて、スコアリングレポートの説明を行い、従業員等の健康状況について現状認識を持ってもらうことを想定しています。

その上で、企業と保険者が問題意識を共有し、経営者のトップダウンによるコラボヘルスの取組の活性化を図ります。

コラボヘルスとは企業と保険者が連携し、一体となって予防・健康づくりに取り組むことです。

レポートと併せて、企業・保険者の担当者向けに、経営者への説明のポイント等、レポートの見方や活用方法等を示した実践的な「活用ガイドライン」を送っています。


健康スコアリングレポートは、企業と健保組合が現状を共有し、両者の連携による取組(コラボヘルス)を推進する上で最初のステップとなるコミュニケーションツールです。

最も重要なことは、データ分析結果から具体的なアクションにつなげることです。

スコアリングレポートを起点に、問題意識の共有化を図り、課題解決に向けた推進体制の構築、役割分担による対策の実行、そして取組の評価・改善につなげます。




協会健保加入企業には愛媛支部より健康レポートを頂くことができます。

当院は医療保健業の中で評価されています。

今年度の評価と次年度の課題がみえてくる資料です。お手元に届いたら是非熟読してみてください。


今日はハロウィンです。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったようです。

日本においては仮装のイメージですが、それもごく最近のお話の気がします。

ともかく平和であることは良いことですね。

では次回までお健やかに。篠崎