保健師 竹田です。
お祭りはお天気も良く、無事終わったようで良かったです。
また来年ですね。
前回、体力測定についてお話ししました。それに関連し、体力・運動能力調査の結果についてお話します。
スポーツ庁は、2017年5月~10月に実施した2017年度「体力・運動能力調査」の結果を公表しました。運動・スポーツの実施頻度が高い人は、体力合計点が高い
男女ともに、ほとんどの年齢において、運動・スポーツの実施頻度が高いほど、体力合計点が高くなっています。特に小・中・高校期では「ほとんど毎日」と回答した人とそれ以外では顕著な差がありました。
日常的に運動・スポーツを実施している人は、歴年齢より体力年齢が若い
男女ともに運動・スポーツの実施頻度が高いほど、体力年齢が歴年齢より若い人の割合が高く、特に20歳代女子では運動・スポーツの実施状況が「しない」と回答した人の80%以上で体力年齢が歴年齢を上回っています。
高齢者の体力・運動能力は向上
30代~40代の体力は低下傾向
反対に、男性の30代後半から40代前半と、女性の30代前半から40代後半では、体力が低下傾向にあります。とくに35~39歳の女性は、過去最低だった前回より上昇したものの低下傾向にあります。週1日以上運動すると答えた女性は、20歳代~40歳代でそれぞれ32~43%と、20年前のデータと比べても10ポイントほど下がっています。
運動の実施率は70代がもっとも高い
運動のストレス解消効果
30~40代の働き盛りや子育て世代においては、習慣的に運動をすることが難しい現状もあるのかなと思いました。ストレス解消効果以外にもたくさんの良い影響があることからも、意識的に運動を取り入れる必要がありそうです。
今日も一生健命 竹田