保健師 篠崎です。
早々に梅雨入りしました。前年より2日早いそうです。湿気が多いこの時期、やはり熱中症や食中毒にはご注意ください。
6月4日 から 6月10日 は 「歯と口の健康週間」 です
皆さんご存知でしたか。明日6月4日は語呂合わせでむし(64)歯を想像しますね。実際むし歯予防の日として啓蒙活動期間となっています。今年の標語をご紹介します。
日本歯科医師会HPから
「おくりたい 未来の自分に きれいな歯」
リンクご活用ください。
さて 西条中央病院では
歯科部門もあり、毎日多くの患者さんが受診されます。治療はもちろんですが、「予防」にも積極的です。
私も 2ヶ月に1回 メンテナンスしています。(むし歯は無いんですよ)
「歯のメンテナンス?何するの?」
「むし歯のチェックなら年1回で良くない?」
良くあるご質問です。
予防したいのはむし歯だけではありません
「歯周病」
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。
そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。
メンテナンスは 「歯垢」と「歯石」の除去 と 正しいブラッシング(歯磨き)
むし歯は フッ素 で予防
そして 生活習慣も気をつけて欲しいですね。
食後のブラッシングは基本ですが…
×不規則な食事(清涼飲料水や甘いものの取りすぎ)
×喫煙
歯周病の原因となります。控えましょう。
とある調査で、「健康」の後悔トップ20が掲載されいていました(某雑誌です)
1位 「歯の定期健診を受ければよかった」 とう結果
今年の標語はまさにこの状況をあらわしている気がします。
最後にご紹介です(これ オススメです)
歯周病予防のためのブラッシング方法 「つまようじ法」
当院歯科で受けられます。かなり効果ありますのでお試しください。歯科衛生士さんのブラッシングは神業ですよ。
Let's ブラッシング!!
では次回までお健やかに 篠崎