
ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性(萎縮性)胃炎、胃がん、胃MALTリンパ腫の発生や進行、特発性血小板減少性紫斑病などに関係しています。
ピロリ菌に感染していない健常者に比べ、ピロリ菌陽性でかつ萎縮性胃炎が進んだ患者では、10倍胃がんの発生リスクが高くなるとの報告もあります。
では、本題に戻りまして、
一度除菌した後、ピロリ菌に再発するかどうか…
それは全くゼロではありません。これまで日本で行われたいくつかの研究では、ピロリ菌除菌後の再発率は0.22~2%と報告されています。「再発」の中には「再感染」と「再陽性化」が含まれます。
あまり高い確率ではないですが、再発することはあるようです。
ただし除菌によりピロリ菌が消えても、一度進んだ胃の粘膜の萎縮(荒れ)は残るため、元々ピロリ菌がいない方に比べると、胃がんなどの発生率が高いことが分かっています。除菌した後も1年に1回の定期的な胃の検査を受けることをお勧めいたします。
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