みなさん、こんにちは。
保健師 曽我です😀
本日7月27日は「スイカの日」だそうです。
夏の暑い盛りであるこの日に、夏の果実の代表格であるスイカを食べて、おいしさを再確認する日という意味があります。
7月27日を「夏の綱(なつのつな)」と読み、スイカのしま模様を綱に見立てたことが制定の理由です。
ちょっと強引ですね……😅なお、制定したのはスイカ愛好家のグループということです。
夏と言えばスイカ🍉こんな時代だからこそ季節を楽しめるといいですね。
今回は”白衣高血圧症”です。
白衣高血圧症とは、家などの医療機関外では血圧が正常であるにもかかわらず、医療者が血圧を測った時や診察室などの医療機関で血圧が高値になる高血圧です。
高血圧の約15~30%にみられ、 特に高齢女性に多い傾向があると言われています。
白衣高血圧症の原因は緊張で自律神経の乱れがおこり、交感神経が優位になるなどで一時的に高血圧になることが考えられています。
しかし、このタイプの患者さんの血圧は普段は正常なことが多く、すぐに治療して血圧を下げる必要がない人も少なくありません。
ただ、白衣高血圧の人は5、6年経つと本当の高血圧になりやすいとか、脳心血管疾患にかかりやすいという研究結果もあり、この先ずっと安心という訳ではありません。普段から家庭血圧を測り、自分の血圧を確認しておくことが大切です。
白衣高血圧症の方は、今すぐにお薬による治療は必要ありません。しかし、「自分は白衣高血圧だから大丈夫。」と思わず、本当の高血圧症に移行する可能性がある以上は、塩分を取りすぎないようにする、適度な運動をするなど、生活習慣の改善に取り組むことをお勧めします。
本日もお読みいただきありがとうございました🍉
曽我