皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。
今日はお天気も良く暖かいです。2月はじまって、近くの神社に今更ですが、初詣に行ったのですが、梅がきれいに咲いていました。お花が咲いているのをみると春を感じますね。
大宰府天満宮ゆかりのとこに梅が咲いていたので、今治とこの梅もきれいだと教えてくれ、菅原道真となんか関係があるかと知人に聞くと、菅原道真と梅の関係、『飛び梅伝説』を初めて知り、驚きました。私が知らないだけなんですが、なるほど~と知識が増えました。
コロナが落ち着いたら、太宰府天満宮に是非梅を見にいってみたいです。
2月は『全国生活習慣病予防月間』です。
全国生活習慣病予防月間とは…
生活習慣病予防と健康寿命の伸長を目指した活動です。毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」と定め、平成23年より広く啓発活動を行っています。
一無、二少、三多で生活習慣病予防を!!
一無とは禁煙の勧めです。
「タバコの三悪」とは、タバコによってからだに運び込まれるニコチン、タール、一酸化炭素です。こういう身体に悪影響をもたらすタバコについて、「健康日本21」は、特に若年者における喫煙をゼロにするという大きな目標を掲げスタートしています。一無
二少(にしょう)は、少食・少酒の勧めです。
少食「腹八分目に医者いらず」
昔から「腹八分目に医者いらず」と言われているように、暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上でたいへん重要です。食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・治療の基本は常に食生活にあります。
二少(にしょう)【少食の勧め】
常に腹七~八分目で。1日の塩分は男性8g以下、女性7g以下に お腹いっぱい(満腹)まで食べる習慣をやめ、腹七~八分目くらいでやめるよう心がけましょう。偏食をせず、よく噛んで、三食を規則正しく食べましょう
もっとも望ましい組み合わせは、主食と一汁三菜、それに果物、乳製品といわれています。よく噛んで、三食を規則正しく食べ、偏食をしないことが重要です。
少酒「万の病は酒よりこそおこれ」
さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、大酒をすれば多くの疾病が誘発される可能性が高まります。「健康日本21」のなかでは、アルコールに関して1日20g(日本酒に換算して一合程度)の摂取が望ましいとされています。「百薬の長とはいへど、万の病は酒よりこそおこれ」という言葉もあるとおり、アルコールをたくさん飲める人でも、1日にその程度の飲酒量が望ましいということです。
二少(にしょう)【少酒の勧め】
1日の摂取量は日本酒で1合程度まで アルコールは少量であれば良薬ですが、飲み過ぎにはご注意を。できるだけ控えるようにして、飲む場合でも日本酒換算で1日1合程度(アルコール量:約20g)までにしましょう
三多(さんた)は、体を多く動かし(多動)、しっかり休養をとる(多休)、多くの人、事、物に接する生活(多接)の勧めです。
運動については、「2本の足は2人の医者」という格言があります。この格言に則って、良く歩きましょう。身体活動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持しましょう。そして、身体を動かした後は、しっかりと休養をとることが重要です。メリハリのある生活は、健康長寿には欠かせない要素です。
多動「2本の足は2人の医者」
1日に20分の歩行を2回。体操・筋力トレーニングを各10分 身体を活発に動かすことは、健康づくりに欠かせません。まずはよく歩くことが大切です。日常生活の活動量を増やして身体活動を高めましょう
多休「快眠で疲労回復、ストレス解消」
休養をしっかりとる。 標準的には6~8時間ですが、快適な睡眠時間は個人差があります。あなたの活動量に応じた適正な睡眠時間をとるよう心がけましょう。しっかり休養をとる、という意味では「睡眠」に限らず、仕事の合間の「休憩」、月6日以上の仕事をしない「休日」、夏休みや年末などの「休暇」をとり、心身ともにリフレッシュすることが大切です。
多接「多くの人、事、物に接して創造的な生活をする」
そして、多くの人、事柄、物に接して、創造的な生活を行うこと。年がいくつになっても社会に貢献できる、そういう心持ちが若さを維持させてくれます。そういう生活を送ることができるように工夫を凝らし、何かを常に創り出すような趣味をもつことをお勧めします。
コロナ禍ということもあり、多接は難しいです。ちなみに、今年は多休;しっかり休養!こころとからだのリフレッシュをとのことなので、こんな状況が続いてストレスもかかっていると思います。しっかり休養をしましょう。
では、ゆっくりお風呂に入るなど、リフレッシュをおこないつつ、良い週末をお過ごし下さい。