こんにちは、山内です。
先日、公園に行くと黄梅が満開になっており、寒桜が少し開花していました。
春が近づいているのを感じるようになってきましたね。
健康診断で「要精密検査」などと指摘があった場合は、健康診断の結果をしっかりフォローしましょう。
健康診断では、「異常なし」、「要経過観察」、「要精密検査」、「要治療」などと判断されます。
それぞれの意味を知って、的確に対応をして頂ければと思います。
「異常なし」
検査結果が正常範囲内だったことを表しますので、特に心配する必要はありません。
「日常生活に支障なし」
検査結果で正常範囲内ではなく軽度異常を認めますが、正常範囲内で特に問題ありません。
「要経過観察」
正常範囲ではないので、数ヶ月~1年後に再検査を受ける必要はありますが、緊急性はない状態です。
運動や食事を見直し生活習慣などの改善を心がけることで、正常範囲内に戻すことや、悪化を防いでいきましょう。
「要治療」
すでに治療が必要な異常値が見つかったという状態です。
すぐに専門医を受診して、的確な診断を受け、最適な治療についてしっかり相談してください。
「要精密検査」
さらに詳しく検査する必要がありますが、精密検査の結果、異常がないという可能性もある状態です。
精密検査では、健康診断だけでは特定できない病気についてしっかり調べることができます。
「要精密検査」と言われたら、必ず受診してください。
「病院に行く時間がない」「自分は大丈夫だから」「本当に病気だったら、こわいから」などの理由から、検査に行かない方もいらっしゃいます。
しかし、「要再検査」「要精密検査」といったシグナルが出るのは、体の中でなんらかの異常が起きている証拠です。
自覚症状がないからと高をくくっていると、気づいたとき手遅れになってしまう場合もあります。
病気によっては、放置した期間の分だけ症状が重症化したり、合併症がでたりするケースもあります。
自分だけでなくご家族のためにも、不安を解消するためにも、精密検査を受けるようにしましょう。
当院で健康診断を受けられた方の精密検査のご予約をお取しております。
精密検査を指摘された方は、電話でもご予約できますので、ご連絡頂ければと思います。
健康診断を受けて、受けただけではなく、この検査結果を健康管理に活かしていくことが大切です。
それでは、またよい1日を。山内