2020年5月20日水曜日

地域のつながり

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしたでしょうか。自粛が続く中、お家で過ごす時間を有意義にしたいと思う方も多かったのではないでしょうか。
新緑が美しい時期ですが、心から楽しめる日が待ち遠しいです。



地域のつながりに感謝

新型コロナウイルス感染について、健康診断も5月6日を目処に自粛要請が出ている健康保険組合や団体がいらっしゃいました。

当院では外来診療を続けて提供し、健康診断も通常通りの営業をしておりました。
それに際し、愛媛県の指針に沿った運営をしております。緊急事態宣言が解除された後も警戒を継続しております。

【来院されたら】
体温測定(37.5度以上は原則中止)
自覚症状問診(呼吸器症状、味覚・嗅覚など)
行動歴問診(2週間以内の県外移動は検討させていただいております)
マスク着用

以上のような健康チェックを経て健診を開始しております。施設内は窓を開けて換気をしております。時おり冷たい風が入ることもありますが、皆様にご理解いただいております。

【ご予約】
4月に緊急事態宣言が出された後、健診を延期するお電話も頂いております。
営業をしているかのお問い合わせも頂いております。事業所や個人の判断にお任せしておりますので、お気軽にご相談下さい。

【胃カメラ】
現在まで継続して実施しております。胃カメラはえづきを伴ないやすく、エアロゾル発生のリスクが大変高くなっております。そのため医師や看護師、臨床工学士は日々慎重に実施を継続しています。体調が優れない方には当日ご遠慮いただくこともあります。
風邪と思われる症状や咳が続いている方などは、症状改善した後に実施をしております。

【呼吸機能検査】
日本呼吸器学会から、不要不急の検査は実施を控えるという旨の指針が出ています。それに伴ない当面の間呼吸機能検査の実施は控えております。


以上のような対策で健診は継続しております。病院は受診抑制がかかり外来診療など減少している中、健診に来て頂いている皆様には感謝をしております。
世間では休業を余儀なくされている方もいらっしゃいます。通常通り仕事をする事の貴重さを改めて感じています。
労働と健康は一体です。感染症対策だけでなく色々な健康を取り巻く環境を考える良い機会となりました。


先日アサヒビール西条工場様より健康管理センターへマスク1000枚を寄付して頂きました。医療材料はまだ枯渇問題を解消できていません。当職員も1枚のマスクを何日も繰り返し使用していました。そのような状況をお察しいただき、寄付して頂けることとなりました。日頃のつながりがあってこそのご好意と感じています。心遣いに感謝いたします。

これからも健康管理センターをよろしくお願い致します。

では次回までお健やかに。篠崎