2019年2月20日水曜日

咳が続く

こんにちは、山内です。

今日は、暖かく春日和ですね。

咳が長引いて、咳止めを飲んでも止まらないことはありませんか?

2週間以上も咳が続く場合は、喘息や肺炎、副鼻腔炎などの病気が疑われます。
咳が長引く場合は、注意しましょう。




咳喘息は、風邪やアレルギーを起こす物質を扱うことがきっかけとなり、長期にわたって気道粘膜が障害を受けて、咳が止まりにくくなる病気です。

咳がひどくても気管支喘息とは違って、ヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴を伴わないのが特徴です。

咳喘息の場合は、咳止め薬だけでは治らないため、気管支喘息と同じ治療が必要です。


<咳喘息のチェックポイント>
□痰を伴わない咳が2週間以上続く
□風邪の後に咳が長引く
□冷たい空気、温度差、煙、ホコリ、会話、運動、精神的緊張などで咳き込みやすい
□1日の中でも出やすい時間帯がある
(夜間、早朝など)
□花粉飛散の時期、黄砂、台風、季節の変わり目など、1年の中で出やすい時期がある

当てはまる場合は、呼吸器内科などを受診しましょう。


咳喘息をそのまま放置すると、3~4割の人は気管支喘息に移行するといわれています。

咳が2週間以上続く場合は、ただの風邪と放置せずに病院を受診するようにしましょう。

咳喘息を予防するために、

風邪をひくと咳喘息が誘因されます。風邪をひかないように、人混みを避けたり、外出後は手洗い、うがいを心がけましょう。

感染症の予防対策として、歯磨きも効果的です。

口の中の雑菌は寝ている間に増えています。

そのまま朝食を食べてしまうと、咳の元となるウイルスや細菌が体内に侵入しやすいため、就寝前と起きてすぐに歯磨きをしましょう。

また、アレルギーのある方は、アレルギーを引き起こす原因との接触をできるだけ避けましょう。

花粉の時期は、マスクをして、外出後は服などについた花粉をふりはらうようにしたり、洗濯、掃除をこまめにしましょう。

ストレスが誘因となることもあるため、疲れが残らないように睡眠、栄養を十分とりましょう。

風邪かと思っていたけど、咳が続いている場合は早めに病院を受診するようにしましょう。




それでは、またよい1日を。山内