2019年2月13日水曜日

ヘルスケア産業

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

先日愛媛マラソンが開催されました。

テレビ中継を見ていましたが、70歳を超える高齢の方々が完走している様子にいろいろな可能性を感じることができました。
何か目標やゴールがあることが必要で、その期日が決まっていることも重要なことと改めて思いました。

ヘルスケア産業

政府の政策背景には若年層の減少による超高齢社会と社会保障費の拡大、2025年団塊の世代が75歳以上という大きな課題があります。

それらを解決する為に、健康寿命の延伸や生涯現役社会の構築が必須となっています。

経済産業省は地域に根ざしたヘルスケア産業の創出を行っています。その内容は、地域において人口減少と医療・介護費増大が進む中、①高齢化に伴う地域の多様な健康ニーズの充足、②農業・観光等の地域産業やスポーツ関連産業等との連携による新産業創出、③産業創出に向けた基盤の整備を実施することにより、「経済活性化」と「あるべき医療費・介護費の実現」につなげる。としています。

経済産業省HP 経済産業省におけるヘルスケア産業

リンクご活用下さい。

ヘルスケア産業の活性化による市場拡大が行われていますが、その背景には健康投資の促進があります。国民皆保険下で、個人が予防・健康管理に取り組むインセンティブが働かず、ヘルスケアサービスに対して支出しない。という現状に対し環境整備を行います。

①経営者層に対し、健康経営を普及させることで、企業が従業員(個人)の健康維持・増進に投資(健康投資)
②中小企業等への普及促進を通じ、地域や個人へ展開

その活動が健康経営銘柄、健康経営優良法人認定制度というわけです。



2018年健康経営ハンドブックをいただきました。全国の企業が取り組んでいる活動を紹介する冊子となっています。各企業の個性や特徴を活かした内容で、自社でもできそうと感じます。


PDFでご覧いただけます。ご参照下さい。

今回の内容はほんの一部です。今後詳しくご紹介します。


紀平選手は先日行われた四大陸選手権で逆転金メダルをとりました。フリーの女王と称されていますが、日頃の練習や勝負強さ、メンタルコントロールなど様々な過程をきちんとこなした結果だと感じます。

日々を大切にしたいですね。
では次回までお健やかに。
篠崎