2018年6月22日金曜日

もし地震にあったら…

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

昨日は、夏至でした。1年の中で1番昼間の時間が長い日です。お昼の時間を冬至と比べると5時間弱も違うそうです。これから徐々に日が短くなってくるのですが、今から夏を迎えるのに何とも不思議な感覚です。そんなこんなで夏が近づいてきています。

先日18日に大阪北部地震が起きました。前の日は群馬でも地震が起きており、いつどこで地震にあうかわからない状況です。地震が起こったときに、どのような対応をすればよいかについて今日はお話したいと思います。


自宅でいるときの基本的事項
丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、机などの脚をしっかりと握りましょう。
また、頭を座布団などで保護して、揺れが収まるのを待ちましょう。  
●突然大きな揺れに襲われたときは、まずは自分の身を安全に守れるように心がけましょう。
●戸を開けて、出入り口の確保をしましょう。
●棚や棚に乗せてあるもの、テレビなどが落ちてきたりするので、離れて揺れが収まるのを待ちましょう。
●あわてて戸外に飛び出さないようにしましょう。


寝ているとき
揺れで目覚めたら寝具にもぐりこむかベッドの下に入れる場合はベッドの下に入り、身の安全を確保しましょう。  
●暗闇では、割れた窓ガラスや照明器具の破片でけがをしやすいので注意をしましょう。
●枕元には、厚手の靴下やスリッパ、懐中電灯、携帯ラジオなどを置いておき、避難が出来る準備をしておきましょう。
●寝室には、倒れそうなもの等をおかないようにし、頭の上にものが落ちてこない所に寝ましょう。

トイレ・お風呂
揺れを感じたらまずドアを開け、避難路を確保し揺れが収まるのを待ちましょう。 
●風呂場ではタイルや鏡、トイレでは水洗用のタンクなどが落ちてくることがありますので注意しましょう。
●入浴中は鏡やガラスの破損によるけがに注意しましょう。
●浴槽の中では、風呂のふたなどをかぶり、頭部を守りましょう。
●揺れが収まるのを待って避難しましょう。


台所
まずは、テーブルなどの下に身を伏せ、揺れが収まるのを待ちましょう。  
●無理して火を消しに行くと調理器具が落ちてきてやけどなどをしたりするので、揺れが収まるまで待ちましょう。
●食器棚や冷蔵庫が倒れてくるだけでなく、中身が飛び出してくることもあるので注意しましょう。
●コンロの近くの場合、調理器具が滑り落ちてくる場合があるので、コンロの近くから離れ、揺れが収まったら落ち着いて火を消しましょう。
●揺れを感じて自動的にガスの供給を停止するガス漏れ遮断器(ガスマイコンメーター)がほとんどのご家庭に設置されています。特性や使い方を十分に理解しておきましょう。

揺れが収まったら
まずは周囲を確認。身の安全を確保しましょう。
●あわてて行動すると、転倒した家具類、飛び散ったガラスの破片等でケガをする恐れがあります。
●小さな揺れの時、又は揺れがおさまった後に、窓や戸を開け、出口を確保しましょう
今回の大阪の地震で京都に住んでいる友達が言っていました。『地震が起こったとき何もできなかった』と。私もその一人だろうなと思います。実際に地震を体験すると恐怖やパニックになってしまい、冷静に対応する事は難しいと思います。そのために、日頃から防災訓練や備品の点検・準備、避難場所の確認などを行うことが重要になってきます。
きちんと整理しておこうと思います。

では、今週もお疲れ様でした。
また、次回までSee you again!!!