2020年4月3日金曜日

添加物を避けて免疫力アップ

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

桜が満開に近づき、自粛ムードのなかでも春の訪れを感じ嬉しくなりますね。
コロナウイルスも終わりがみえない状況で、個人個人ができることを確実にしていくしかないのかなと感じます。



今日は添加物を避け、免疫力をアップさせる方法についてお話しします。

添加物は食品の加工・保存などの目的で製造時に使用され、ほとんどの食品に含まれています。
化学物質のなかでも、特に体に悪影響を及ぼすのが、添加物と残留農薬です。日本は添加物や農薬に対する規制が緩く、海外では発がん性や奇形の恐れなどが実証されたものも安全とされているのが現状です。
添加物をできるだけ体に入れない、入ったら出せる体にすることが重要です。

有害物質を避ける


・合成着色料 タール色素
お菓子や漬物など、色鮮やかな食品に使われる。がんやアレルギーを引き起こす可能性があることから、海外では使用禁止の対象に。

・人口甘味料 アステルパーム・アセスルファムK
砂糖の100~200倍もの甘味を持つ添加物。ジュースやノンカロリー食品などに多く含まれる。体内で分解されにくく、頭痛や下痢などの原因に。

・保存料 ソルビン酸K
加工食品やお惣菜などに含まれる保存料。他の添加物との組み合わせで発がん性があると言われる他、殺菌性が高い為腸内環境への影響も。

添加物を吸収しにくい体づくり


・上咽頭
最初に異物をブロックするのが喉の上部、鼻の奥にあたる部分。炎症があると添加物の刺激を受けて咳ぜんそくや倦怠感などの原因に。鼻呼吸を意識し、鼻うがいや睡眠時の口テープなども有効。

・肝臓・腎臓
肝臓と腎臓は有害物質を分解し、排泄する。有害物質が入り続けると処理が追いつかず、さまざまな不調に。30代から分泌が減る酵素を食事からも取り入れ、処理能力を上げましょう。生野菜や発酵食品がおすすめ。

・腸
腸内環境が整えば、アレルギー反応の抑制に。まずは善玉菌を増やす、マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸を避けて。


解毒力を高める


解毒アイテムを活用

ハーブやスパイスなどは解毒効果があるものも多く、ウコンやクミン、コリアンダーなどは毒素を排出するので料理に活用して。ハーブティーもおすすめ。

ストレス軽減

ストレスを抱えると、交感神経が優位な状態に。消化力が低下し、有害物質の影響を受けやすくなります。嫌な事よりもほかのことに目をむけ、意識をかえよう。

体内を弱アルカリ性に

人体は基本的に弱アルカリ性。有害物質の多くは酸性なので、体が酸性に傾きがちです。砂糖や加工品は体を酸性に傾けます。生野菜や梅干など体をアルカリ性に傾ける食品を積極的にとりましょう。

リンパの流れを促進

リンパは体内の有害物質や老廃物をろ過するフィルターのようなもの。筋力不足やコリによって滞ると、免疫力が低下。適度な運動やマッサージを行ってリンパの流れを促そう。

睡眠の質を高める

眠りの質が高いと体は自然と排泄を促します。寝る3時間前には食事を済ませ、1時間前に入浴するなど睡眠の質を高めましょう。

今日も一生健命 竹田