2020年2月5日水曜日

血栓予防

こんにちは、山内です。

最近は、やはり新型コロナウイルスのニュースが気になります。

新型コロナウイルスだけでなく、冬は感染症が流行しますので、日頃から手洗い、うがい、咳エチケットに心がけましょう。

今回は、血栓症についてです。

心疾患の約9割を占める心筋梗塞と、脳血管疾患で増加傾向にあるとされる脳梗塞は、血管内で血液の塊が生じることで血流が止まってしまう「血栓症」が引き起こします。

血栓症が引き起こす病気には、「心筋梗塞」があります。

動脈硬化が起こす心臓疾患のうち、血栓が血管を塞いで血流を完全に止めてしまうものがです。

動脈硬化で狭くなった血管の内部は血栓ができやすく、それが詰まったり、血栓部分がはがれてその先が塞がってしまうことで発症します。

こうして血流が途絶えてしまうと、心筋に必要な栄養素や酸素が行き渡らなくなるため、心筋細胞が部分的に壊死を起こしてしまい、詰まった場所と程度によっては、心停止して死亡することもあります。

その他、脳の血管を血栓で塞いでしまう脳梗塞です。

高脂血症があると起こりやすいのが「脳梗塞」ですが、脳血管にできた血栓が血管を塞ぐ「脳血栓」と、頚動脈や心臓、大動脈などにできた血栓がはがれて脳血管で詰まり塞いでしまう「脳塞栓」の2種類に分かれます。

脳梗塞で死亡する例も少なくなったようですが、症状の度合いや発生した箇所によっては、運動機能や知的能力などで後遺症をもたらす危険性があります。

この血栓症を誘発するのが、食べ過ぎ・飲み過ぎ、運動不足、そしてストレスといった生活習慣の乱れから、血液の汚れや血流の滞りに活性酸素の弊害が加わって引き起こされます。
特にコレステロールや中性脂肪値が気になる中高年層が増加傾向にある中、場合によっては突然死を招きかねない恐ろしい病気です。
そのため、充分な注意が必要です。



血液中の中性脂肪が多くなると、通常、それに反比例するかのように通称「善玉」のHDLコレステロールの減少します。さらにLDLコレステロールを小型化させ、酸化されやすい状態にしますので、より動脈硬化に拍車をかけることになります。

中性脂肪値の高い人は、コレステロール値も高い場合が多く、動脈硬化の危険性も高まります。

中性脂肪値が高くなる要因としては、第一に挙げられるのがお菓子、果物、ジュース類や、脂肪分の多い食物の取り過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、そして食事自体の量が多いこと、運動不足などが挙げられます。
このため、必要以上に中性脂肪が脂肪細胞に取り込まれて肥満を招くほか、肝臓に溜まれば脂肪肝を引き起こすので、何事も適量を心がけることが大事です。

血栓予防のポイント
(1)運動をする
ウォーキングなどの運動を定期的にしましょう。
またエレベーターの代わりに階段を使う、駐車場の奥の方に車をとめて歩く、昼休みに早足で散歩するといったことも効果的です。

(2)コレステロールを管理する
 コレステロールには悪玉のHDLコレステロールと、善玉のLDLコレステロールがあります。コレステロール値によっては、薬物療法が必要になります。ご自分のコレステロール値が気になるときは、医師に相談しましょう。
 運動を習慣化し、赤身肉などの動物性の食品を控え、低脂肪の乳製品や植物油を選び、食生活を改善すれば、コレステロール値を改善できます。

(3)健康的な食事
 健康的な食事が、体重や血圧値、血糖値、コレステロール値を改善します。低カロリーであれば体に良いと思い込んでいる人が多くいますが、必要な栄養素はしっかりととることが大切です。
 そのために、1日3食をしっかりと食べ、お皿の半分に野菜や果物、大豆など豆類をのせることが勧められます。野菜を1日に4皿以上、魚を週に2回以上食べるのが目標です。

(4)血圧を管理する
 高血圧は自覚症状が乏しいので、自分が高血圧だと気づいていない人も多くいます。
家庭用血圧計を準備して、朝と夜寝る前に血圧を測ってみましょう。
 健康な体重を維持すること、塩分の摂取量を減らすこと、血圧の治療をしている方は医師に処方してもらった薬をきちんと飲むことが大切です。

(5)標準体重を維持する
 脂肪が一定以上に多くなり、心臓の負担が増えている状態が肥満です。
肥満に脂質異常や、高血圧、高血糖などが重なると、心臓の負担はさらに増えます。

 1日の食事で必要なカロリーを確かめて、それを超えて食べ過ぎないようにし、有酸素運動を心がけていくと、体重を減らすことができます。

(6)血糖値を下げる
 糖尿病のある方は、心臓病や脳卒中の危険性が4倍以上に高まります。
血糖値をコントロールすれば、これらの合併症を防ぐことができます。
糖尿病は食事や運動の影響を受けやすい病気です。生活習慣を少しずつでも改善していき、医師から処方された薬をしっかり飲むことで、糖尿病を改善できます。

(7)たばこを吸わない
 たばこを吸う人は禁煙することが、心臓病や脳卒中だけでなく、がんや、慢性肺疾患、呼吸器疾患などの予防につながります。
禁煙のもたらすメリットは明らかですので、禁煙がお勧めです。

できるところから健康づくりに取り組んでみましょう。

それでは、また良い1日を。山内