2019年1月9日水曜日

冷えは万病のもと

こんにちは、山内です。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

最近は、インフルエンザが流行していますので、皆さんも感染予防してお気をつけ下さい。



冷えは万病のもとです。
がん、脳血管障害、心疾患など多くの病気の根源に冷えがあるのではないかとも言われています。

「手足が冷たい」、「肩がこる」、「しもやけができやすい」、「おなかが冷えると下痢をしやすい」、「腰が冷えると腰痛や足にしびれを感じる」など、冷えの感じ方は人によってさまざまです。

冷えには、いろいろな原因があります。冬の冷えというと、気温の低下や寒冷が影響して手足が冷たくなったり、体調を崩したりする人が多くいますが、意外な原因もあります。それは、精神的なストレスです。

健康に気をつけていても、ストレスの多い生活をしていると体は温かくなりません。スポーツや趣味など、楽しくて夢中になれる活動を自分の生活の中に取り入れましょう。

冷えは大人だけでなく、子どもにも見られます。「冬になるとしもやけができやすい」、「風邪をひきやすい」といった不調は、冷えの兆候です。子どもの頃から体を温めることを大切にして、冷やさないように心がけましょう。

では、冷えを感じたらどこを温めたら効果があるのでしょうか。

病気のあるところは温度感覚が変わるため、温める部位は自分でわかることが多いようです。
膝が痛いなら膝を、手が冷えるなら手を温めるというように部分的に温めます。
肩がこりやすい人や、首が冷えると風邪をひきやすい人は、首の後ろが大事な温めポイントとなります。

また、冷えると内臓の働きが低下して免疫力も下がり、全身の活動に影響します。冷えから体調を崩しやすい人や手足に冷えを感じやすい人は、全身を温めましょう。
四肢末端まで、全身に温かい血液を巡らせるには、へその下あたりを温めるのが効果的です。体全体を温めることができます。



簡単で長く続けやすいおすすめの方法は、起床後に1杯の白湯を飲むことです。
体の芯から温まります。
冷たい飲み物は一気に体を冷やして、なかなか体が温まりません。
腸が冷えると全身の活動が低下し、体調はマイナスに傾きます。
こうならないように飲み物や食べ物は胃腸を冷やさないものを選び、温かくして過ごしましょう。

<体を温める食品の例>
 野菜類――ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など
 肉・魚類――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
 調味料・香辛料――味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
 豆類など――小豆、黒豆、納豆など

<体を冷やす食品の例>

 野菜・果実類――キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
 飲料――麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
 調味料など――酢、植物油など

地下に向かって成長する根菜のほとんどは、体を温める食品です。トマトや柿などの例外はありますが、赤や黒など色の濃い食べ物の多くは体を温める食品です。反対に、地上で育つ葉物野菜や南方産の果実、色の白っぽい食品は体を冷やすものが多くなっています。

「冷えはいつものことだから」などと油断せず、症状が重くならないうちに対処することが大切です。

それでは、またよい1日を。山内