2019年1月16日水曜日

花王 スマート和食

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

2019年も始まって半月が過ぎましたが、まだお正月太りが解消できない方も多いのではないでしょうか。
「平成最後」というフレーズをよく耳にしますが、後数ヶ月を大切に過ごしたいですね。

本日は花王が提案する「スマート和食」をご紹介します。

年末に花王サニタリープロダクツ愛媛を訪問し、スマート和食の試食をさせていただきました。
スマート和食の詳細はHPより抜粋したのでご参照下さい。

花王は、2008年から内臓脂肪の蓄積と食事を含む生活習慣との関係を研究してきた結果、内臓脂肪の蓄積の増減に影響する食事習慣には、食事の“量”(摂取エネルギー)だけでなく、食事の“質”(食品選択・栄養バランス)、食事の“時間”(いつ食べるか)という要因があることがわかってきました。
そして食事の“質”と“時間”を工夫すれば代謝が高まって消費エネルギーが増え、摂取と消費のエネルギーバランスの改善に役立つことを科学的に見いだしました。
内臓脂肪をためにくい食事の“質”は、食材では豆類(大豆および他の豆類)、野菜、魚介、果実、海藻、緑茶などの、日本型食生活でなじみのある食材の摂取頻度が高くなることから、「内臓脂肪をためにくいという日本型食生活の健康ベネフィットを、現代のおいしい食生活にスマートに取り入れる」という意味で、「スマート和食」と名付けました。



リンクご活用下さい。
https://www.kao.com/jp/corporate/news/2018/20180621-001/


「スマート和食」の食事5か条: ひとつでも実践すると、太りにくい食事の“質”に近づきます。
1.【食卓の工夫】毎食ご飯を中心に、主菜1皿と副菜2皿をそろえる。
2.【主菜の工夫】魚と大豆製品は、それぞれ1日1回ずつ食べる。
3.【主菜の工夫】肉は低脂肪のものを選ぶ。
4.【副菜の工夫】旬の野菜、きのこ、海藻、芋、豆、果物などをまんべんなく食べる。
5.【調理方法】油脂を使った料理は1食1皿
ドレッシングやマヨネーズ、揚げ物は極力控える。塩分の取り過ぎにも注意。

今回試食をさせて頂いた内容は、主菜に揚げ魚の野菜あんかけ、めかぶの煮物、青菜の和え物でした。
カロリーは680kcal程度で、塩分調整されながらもしっかりと食べ応えのある内容でした。近隣保健師さん数名と一緒に頂きましたが、「おいしい」というのが本音で、途中試食を忘れて女子会ランチになってしまった程でした。実際社員さんからの支持も徐々に出てきて、スマート和食の消費量も増えたそうです。

初めは野菜が多く、カロリーの少ない食事は男性には受け入れがよくなかったそうです。しかし、会社の継続した活動により社員の意識は徐々に変わったと言われていました。

全社的な取組も素晴らしいですが、個々の事業所の取組や社員に寄り添う活動が、組織風土を変え、社員の意識を変えた事例となっています。

社員食堂の一工夫をする良い機会になるかも知れません。是非ご活用下さい。


https://www.kao.com/jp/corporate/sustainability/pickup/pickup-2/

花王さんは自社製品を使用し、いろいろな活動をされています。

サイト内にある動画を訪問時に見せて頂きましたが、感動しました。

では次回までお健やかに。篠崎