2019年1月23日水曜日

メンタルヘルス

こんにちは、山内です。

先日、メンタルヘルスケアの研修に行ってきました。
医療機関で実施している職場復帰プロジェクトなどについてのお話を伺いました。


メンタルヘルス不調になると、仕事への根気が続かなくなる、重要な決定事項が判断できなくなる、普段なら半日でできていた仕事が1日かかるようになるなど、本来その人が持っていた業務遂行能力を、十分発揮できなくなります。

さらに休業になった場合は長期間になることも多く、疾病休業日数の大きな割合を占めます。
多くの企業では長期休業者の3~5割がメンタルヘルス不調によると言われています。

健康問題により生産性が低下し、メンタル不調している人だけでなく、職場の周囲の人に与える影響も大きいようです。

職場でのストレスなどの原因として、人間関係が一番高く、続いて仕事の質・量があげられます。

ストレスは、うつ病、適応障害、不安障害などの精神疾患の発症に関係しています。

健康に、いきいきと働くためには、積極的にこころの健康について考えることが大切です。

部下や同僚のメンタルヘルス不調に気づくには、本人の通常の行動からのズレに着目することが大切です。徴候に気づいたら、一度時間を取ってゆっくり話を聴くことが大切です。

相談内容が自分では解決できないと考えられる場合には、社内外の専門家に相談を勧めることが重要です。

もしメンタルヘルス不調者がいたり、メンタル不調が原因で休職されて、ストレス原因が職場にある場合は改善や職場復帰できるようサポートが大切です。

職場復帰支援は要休業の診断書がでた時点から、休業中、復職前の調整、復職後のフォローアップにいたる一連のプロセスにおいて行います。
厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」には、各ステップにおける対応事項の詳細が示されています。
これに則り、人事労務管理スタッフ、産業保健スタッフ、上司など関与するメンバーの役割や支援手順などの整備を行っておくことも大切です。

ストレスに気づき、ストレスに対処することができれば、また、多くの人の支援を受けて、適切に対応することできれば、人生を豊かに送ることができます。もし、ストレスに押しつぶされそうになったときには、専門家にいち早く相談して、大事に至らないようにすることが大切です。

この週末はまた寒くなるようですね。

みなさんも体調崩さないようにお気をつけ下さい。

それでは、またよい1日を。山内