2018年9月21日金曜日

全国労働衛生週間がはじまります

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

先週の健康ふれあいフェアにお越しのみなさま、ありがとうございました。

初めての方とのふれあいも多く、フェアの醍醐味だなと感じました。貴重なご意見もあり反省点もありましたが、次に活かしていこうと思います。

10月1日から7日までは全国労働衛生週間です。

先日行われた実施説明会に参加してきました。




全国労働衛生週間は、働く人の健康の確保・増進を図り、快適に働くことができる職場づくりに取り組む週間です。


今年は「こころとからだの健康づくり みんなで進める働き方改革」をスローガンに実施されます。

労働者の健康をめぐる状況は、過重労働などによって労働者の命や健康が損なわれ、深刻な社会問題となっています。
脳・心臓疾患、精神障害の労災認定件数はここ数年700件台で推移しており、そのうち死亡または自殺の件数は200件前後となっています。

また、仕事や職業生活に関する強い不安、悩みまたはストレスを感じる労働者は依然として半数を超えています。

メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合は56.6%にとどまっており、ストレスチェック制度の運用についても、集団分析結果を職場環境の改善に活用している事業場の割合は37.1%です。


  • ストレスチェックの活用を!


医師による面接指導や産業医・産業保健スタッフによる健康相談を安心して受けられる環境整備を促進するとともに、ストレスチェックの集団分析結果を活用した職場環境改善の普及を図ることとしています。


  • 職場における腰痛予防対策
腰痛予防対策についても「職場における腰痛予防対策指針」を踏まえ、各事業場の作業の実態に即した対策を講ずる必要があります。


  • 職場の受動喫煙防止対策
労働安全衛生法改正により、労働者の健康の保持増進のために、職場の受動喫煙防止対策が必要となりました。受動喫煙の健康影響についての周知啓発、喫煙室等の設置に対する助成などの支援制度を活用した職場における受動喫煙防止対策の推進をしましょう。


  • 過労死等防止対策
時間外・休日労働の削減、年次有給休暇の取得促進や労働時間等の設定の改善による仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の推進など


  • 治療と仕事の両立支援
「事業業における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」等がまとめられています。



この機会に自主的な労働衛生管理活動の大切さを見直し、積極的に健康づくりに取り組んでみましょう

今日も一生健命  竹田