保健師 近藤です。
火曜日ぐらいから雨が続いています。今日も『大雨洪水警報』がずっと出ています。土砂災害や河川の増水には気をつけて下さい。
西日本と東日本では、8日(日)にかけて雷を伴った猛烈な雨が断続的に降り、過去の大雨を大きく上回る記録的な大雨となるおそれがあるそうです。今後の雨によっては、大雨特別警報が発表される可能性があり、土砂災害や河川の増水、氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒が必要となります。週末は、大人しく家で待機するのがいいかもしれませんね。
そして、早く梅雨があけて欲しいですね。
7月12日は「日本で初めて人間ドックが行われた日」だそうです。なので、7月12日は『人間ドックの日』と呼ばれるそうです。
短期入院を伴う人間ドックは、昭和29年(1954年)7月12日、国立東京第一病院(現国立国際医療研究センター)において行われました。
当時は「人間ドック」という言葉はなく、「短期間入院特別健康精査」と堅苦しく称されていましたが、この検査について報道した新聞の記事において「人間ドック」という端的なネーミングがされたことから、やがてこの呼び方が定着しました。
厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、平成28年(2016年)の健康診断(人間ドックを含む)の受診率は、全ての年齢階級で男性が女性を上回っています。なお、50~59歳の年齢階級が男性79.9%、女性71.0%と最も高い受診率となっています。
なぜ、ドックという言葉を用いるようになったのか?
ドックとは船を作ったり、検査したり、修理したりする場所のことを指します。
普段海に浮かんでいる時には船の底や内部は見えないですよね?船の検査のように普段見えない箇所を検査するということから、人間ドックと呼ばれるようになったんだそうです。
人間ドックは高額なイメージですが、なぜ高いのか?
一般的な病院での受診料は病気を治す目的ですので保険診療という扱いになり、かかった費用の大半を健康保険組合が負担してくれます。したがって本人の負担は少なくて済みます。しかし、人間ドックは病気の予防が目的であり、治療ではありません。保険診療ではなく自由診療という扱いになり、費用は全額自己負担になってしまうんだそうです。
人間ドックは高額でも自分の体は取り替えがききませんから、生涯大事に使わなくてはいけません。
年に1度は人間ドックや健診を行い自分の健康を見つめなおす機会をもち、病気の予防や早期発見に役立てましょう!!
では、今週は気をつけてお過ごし下さい。
次回まで、See you again!!