2017年7月14日金曜日

快適な熱帯夜

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。
暑い日が続いています。皆さん、夏バテなどなっていませんか?

明日から3連休が始まり、7月17日は海の日ですね。
何故、海の日と呼ぶようになったのか?

日本は、四面を海に囲まれた海洋国で、はるか昔から外国からの文化の伝来をはじめ、人の往来や物の輸送、産業、生活な どの各分野にわたって、海に深くかかわってきました。昨今、ウォーターフロントが開発・整備され、マリンレジャーが広く普及するなど、海を利用する機会が多様化しましたが、一方で地球環境の保全という観点から特に海の役割が一層高まっており、海洋汚染防止などの必要性が一層高まっています。
このような海の重要性にかんがみ、国民の祝日「海の日」を設けようと国民運動が大いに盛り上がり、その結果、平成8年から「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として7月20日が国民の祝日「海の日」として制定されたそうです。



最近は、夜も暑くエアコンをタイマーにして寝ないと眠れなくなってきています。今日は、そんな熱帯夜を少しでも快適に過ごせるポイントについてお話したいと思います。

人間は汗をかき、熱を発散して体温調整をしています。
室温が28℃以上あるような「熱帯夜」では体温が逃げにくくなり、さらに湿度か高いと汗も蒸発しないため、体温が下がりにくくなります。寝苦しい夜には、このような背景があります。

≪熱帯夜の快眠法について≫
1.一晩中エアコンを使いたい人⇒『28度以上に設定した「除湿運転」で上手に湿度を取って快適に』


設定温度は28度以上に設定し、除湿運転で湿度(しつど)設定を50~60%に下げましょう。湿度(しつど)を下げることにより、体温を冷やしすぎずに体感温度だけが下がり、入眠直後の汗をしっかり乾かすことができるため、眠りやすい環境になります。
※エアコンの機種によっては、「湿度(しつど) 50~60%」という設定ができない場合もあります。


2.エアコンをつけっぱなしにしたくない人⇒『お好みの温度 & 切りタイマーを3時間』に。

就寝直後は汗の量が多くなるので、タイマー運転で部屋を冷やすことで、湿度(しつど)もコントロールされ、汗を乾かすことができ、入眠直後に眠りやすい環境になります。
このとき「切タイマー」を3時間に設定すると、入眠直後の深い睡眠が温度変化で阻害されることなく2周期(※)確保できるために、前半の深いノンレム睡眠が安定的に取れます。
※平均的な睡眠周期は90分で1周期と言われています。

良い眠りだったと感じるかどうかは、朝、起きたときの快適感にも影響を受けます。
 起床直後は、就寝中にかいた汗で体がべたついて、不快に感じる場合は、起床時間にあわせて、エアコンの「入りタイマー」をセットしておくといいそうです。



上記を参考に、

室温は26~27℃に保つ
エアコンのタイマーは1時間程度にセットする
寝る1~2時間前に冷房をかけておけば、タイマーが切れても快適さが続きます。
除湿機能を使う
睡眠に理想的な湿度は60%前後といわれています。適度な湿度が保たれていれば、気温が同じ30℃でも、寝苦しさはまったく違ってきます。
寝具を選ぶ
麻は、熱がこもりにくい素材として知られています。

このほかにも、食事は就寝の2時間前に終わらせる、また、ぬるめのお風呂に入る、軽いストレッチをする、部屋を暗くする、ハーブティーを飲むなど、気分をリラックスさせる習慣をつけることが大切です。



この前、久しぶりにつばめの巣を見かけました。赤ちゃんが生まれてました。昔は、結構いろんな場所で見かけたんですけどね…
ツバメが住んでいるところは縁起がいいということを聞いたことがあります。
この郵便局は安泰ですね。

では、皆さんよい週末をお過ごし下さい。
次回まで、See you again!!