2017年7月12日水曜日

高齢者の就労

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

各地で豪雨や猛暑のニュースが連日報道されています。

災害の怖さを痛感します。

気温と湿度が高い日が続きます。体調にご注意下さい。




高齢者の就労

本日は日本経済新聞にあった記事についてご紹介します。


健康経営は社員の健康について取り組む経営戦略ですが、その背景には高齢化と多死社会があります。

生産年齢人口は減少し、労働者は減少する事がわかっています。そこで労働者の確保ということになると「高齢者」に焦点が当たります。

記事では、増え続ける一方の高齢者が身体能力などに応じて働き続けることは、労働の量を増やして成長を促進する。日本は「生涯現役社会」に移行すべきだ。

そのためには年金支給開始年齢の70歳への引き上げと定年制の法的禁止が有効だと考えられる。自営業者には元々定年はなく、生涯現役で働き続けるのが普通だ。

この改革により勤め人も生涯現役で働くようになる。

他国は既に年金支給年齢の引き上げを決めている。日本の高齢化の進行は他国よりも速いので、日本は70歳が妥当だ。また65歳支給の完全意向も速める必要がある。

支給開始年齢の引き上げは年金財政の事情からだが、同時に高齢者には働き続ける強いインセンティブ(誘因)となる。

それには労働市場の弾力性を高めることにより実現すべきだ。

と述べています。

2025年を迎える準備は着々と進んでいます。若い世代が将来、明るく、豊かに暮らせるには生産性の向上と労働市場の弾力性が必要となるようです。






あいにくの曇り空ですが、来島海峡を眺めながらランチをいただきます。

糸山公園付近にあるレストランですが、お勧めです。

では次回までお健やかに。 篠崎