2016年5月20日金曜日

第147回目

皆さん、こんにちは。
 
保健師 近藤です。
 
前回篠崎さんも書いていましたが、早いもので、健康づくり支援ブログも5月21日で丸1年を迎えるとは...

驚きです。今回で、147回目!!(別にキリノいい数字ではございませんが・・・)皆さん、ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。






きたる5月31日(火曜日)は何の日かご存知でしょうか??

世界禁煙デー


でございます。禁煙週間が月31日(火)~6月6日(月)です。

禁煙週間のテーマ は、

 「2020年、受動喫煙のない社会を目指して ~たばこの煙から子ども達をまもろう~」
  
   (参考)WHO世界禁煙デーのテーマ:「Get ready for plain packaging」


になります。

ちなみに、

たばこの煙には、判明しているだけで、4000種以上の化学物質が含まれ、ベンゾピレンなど60種類以上は、発がん物質・発がん促進物質とされており、喫煙による健康被害は計り知れません。
ちなみに、こんな感じです。

【タバコによる健康障害】



主流煙:喫煙者本人が吸い込む煙。
     燃焼温度が高く、タバコの内部やフィルターを通って喫煙者 の体内に吸い込まれます。


副流煙:火のついた部分から立ちのぼる煙。


※タールや一酸化炭素などの有害物質は、主流煙よりもむしろ副流煙に多く含まれています。そのため、タバコを吸う人のそばにいる非喫煙者は、自分ではタバコを吸わないのに少量のタバコを吸ったのと同じ状態になります。この状態が「受動喫煙」です。


【受動喫煙が引き起こす病気】




受動喫煙で、他の人への影響は大きいため、喫煙されている方は、絶対禁煙してくださいとはいいませんが、吸う場所などは考えて頂けたらと思います。(考えてくださっている方々が大半だとは思いますが)


【禁煙後に現れるさまざまな健康改善効果】


禁煙は、タバコを吸っていたときよりも明らかにその人の健康状態を改善してくれます。

禁煙に成功した人たちが「禁煙の効果」としてよくあげるのは、「食べ物の味がよくわかるようになった」「胃の調子がよくなった」「顔色がよくなった」「目覚めがさわやかになった」などの体調の変化です。「自分に自信がついた」「人生観が変わった」といった精神面での効果を感じている人も少なくありません。




禁煙後、早ければ1カ月たつと、せきやたん、喘鳴などの呼吸器症状が改善します。また、かぜやインフルエンザなどの呼吸器感染症にかかりにくくなります。さらに禁煙後1年たつと、肺機能が改善し、禁煙2~4年後には虚血性心疾患や脳硬塞のリスクが35%減少します。


タバコを吸うことで、お金もかかりますし、健康にも良くはない。やめることのメリットは大きいと思います。
これを機会に禁煙を考えて頂けたら幸いです。


世界禁煙デーということで、院内に掲示するポスターに使用したキャラクターです。篠崎さんお気に入りです。

良かったら、携帯の待ち受けにでもお使い下さい。




余談にはなりますが、
今週で、歌丸さん司会の『笑点』が終わります。




個人的には今のメンバーの笑点けっこう好きだったのですが・・・残念です。
今週の日曜日は生放送だったと思うので、皆さんも是非!!






歌丸さんラスト司会。


では、次回まで、See you again!!