2018年1月23日火曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

○人間ドック(個人・健康保険組合)

○協会健保生活習慣病予防健診

 今年度予定枠終了

 キャンセル空きなし



今年度の予定枠はすべて終了となりました。ご迷惑をおかけいたします。

来年度のご予約開始は決まり次第ご報告します。


東京は雪でした。

この地域でも明日は冷え込むようです。ご用心下さい。

ではまた来週。

2018年1月19日金曜日

肺炎に気をつけよう

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

まだまだ寒い日が続いていますね。来週は強い寒気がやってくる予報ですので、体調管理に気をつけましょう。インフルエンザも流行が続いているようです。感染に注意しましょう。

今日は肺炎についてお話します。

厚生労働省の資料によれば、2011年には脳梗塞などの脳血管疾患を抜いて、日本人の死亡原因の第3位になっています。
肺炎といえば、一般に「風邪をこじらせたりしたときに、起こりやすい病気」と思われがちです。たしかに、発熱、悪寒、咳、痰など、典型的な初期症状は風邪とよく似ています。






しかし、肺炎は風邪とは違って、からだの抵抗力(体力や免疫力)が低下したときに、細菌やウイルスに感染することによって起こる病気です。
もっとも多くみられるのは、肺炎球菌による感染で約30%を占めていますが、そのほかインフルエンザ、マイコプラズマ、クラミジア、ストレプトコッカス、黄色ブドウ球菌など、多くの原因となる菌があります。
こうした細菌やウイルスには、普通の風邪薬は効かないので、風邪くらいと思って油断して放置していると、急速に悪化して呼吸困難を引き起こし、死にいたることもあるので十分な注意が必要です。

症状は?

  • 高熱
38度以上の高熱が出ます。ただし、高齢者の肺炎の場合は、熱が出ないこともあります。
  • 咳・痰
激しい咳が出ます。非定型肺炎の場合は、痰を伴わない乾いた咳が長く続くことが多く、細菌性肺炎の場合は、黄色や緑色を帯びた痰を伴う湿った咳が出ることがあります。
病原微生物の種類や炎症の場所によって異なるので、適切な治療を受けるためにも、痰の色や粘性などは医師に伝えましょう。
  • 呼吸困難
血液の中の成分や細胞内液が染み出て肺胞の中に水がたまり、胸が苦しくなることがあります。重症になると、血液の中の酸素が不足して、顔や唇が紫色になるチアノーゼが現れることもあります。
  • その他
食欲不振、倦怠感や悪寒、筋肉痛、関節痛、頭痛などの症状が出ることがあります。また、呼吸数や脈が早くなります。


治療は?

  • 薬物療法
病原微生物を死滅させる抗菌薬が中心です。
その他、さまざまな症状をやわらげるために、咳を鎮める鎮咳薬、熱を下げる解熱薬、痰を出しやすくする去痰薬、息苦しさや咳をやわらげる気管支拡張薬などが、症状に応じて処方されます。


日常生活の中で心がけること

  • かぜやインフルエンザを予防しましょう
肺炎の多くは、かぜやインフルエンザにかかったあとに起こります。まずは、かぜやインフルエンザにかからないよう、うがいや手洗い、マスクなどの予防をしっかり行いましょう。インフルエンザワクチンの接種も有効です。
もしかぜやインフルエンザにかかってしまったら、こじらせて肺炎にならないよう、早めに病院・診療所を受診し、医師の指示に従いましょう。
  • 体調管理に気をつけましょう
不規則な生活やストレス、疲労などは、免疫力を低くします。日頃から規則正しい生活を送り、十分な休養と栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
  • 肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌の感染を予防するワクチンがあります。高齢者や慢性の病気を持っている方は、医師に予防接種の相談をしてみるのも良いでしょう。

  • 肺炎が疑われたら早めに受診を
肺炎は、早期発見・早期治療が何より重要です。高熱や咳が続いたり、黄色っぽい痰が出る時は肺炎が疑われますので、できるだけ早く病院・診療所を受診し、適切な治療を受けてください。


今日も一生健命  竹田


2018年1月17日水曜日

日頃から防災力を身につけましょう

こんにちは、山内です。

今日で阪神・淡路大震災から23年が経過しました。
各地で追悼の行事が行われています。
震災があったことを忘れずに教訓にしたいと思います。


もし大きな災害がありまわりの人がけがをしてしまった場合、どうすればよいでしょうか。

大きな災害があった場合、病院の被害状況によっては満足な手当てができないことも考えられます。病院では、早急に手当を必要としている人とそうでない人の区別をしていきます。トリアージといい、色のついたラベルを使って患者を区別し、手当ての順位を決めます。
軽いけがの場合はすぐに手当てを受けられない場合もあるため、応急手当を災害に備え知識を身につけましょう。

<出血している場合>
①出血しているところをおおえる大きさの清潔なガーゼや布でやや強く押さえ止血する。
清潔な布は、使用していないハンカチやタオルなどで代用できます。
傷口を心臓より高い位置に上げる。
最初にあてた布が血に染まってきたら、新しい布を上からかぶせて圧迫する。
②患部を清潔に保ち、包帯などを巻く。
包帯がない場合、大判のハンカチやネクタイ、ストッキング、ラップなどで代用できます。
③直ちに血液にふれないようにビニール・ゴム手袋を利用する。


<やけどをしている場合>
①流水で患部を冷やすのが一番良いが、水が出ないときは水で濡らした清潔なガーゼやタオルを頻繁に変えて冷やす。
②衣服の上からやけどした場合は、衣服の上から緩やかに水をかける。
③消毒ガーゼかきれいな布をあて、包帯をする。

<骨折をしている場合>
痛みや腫れなどがある場合骨折が疑われます。
骨折は動かないようにすることが大切です。
①腕を骨折している場合、骨折しているとこをに添え木を当てて、その上下に固定をする。
添え木がない場合は、棒や傘、雑誌など身近なもので代用できます。


②三角巾やレジ袋などでつったあと、さらに胸部に固定する。
③足を骨折している場合、骨折しているところの両側から添え木をあてる。
④関節が動かないように固定する。

<捻挫をしている場合>
①患部を冷やす。
②靴は添え木の代わりになるため、脱がずにその上から三角巾や布などで固定する。

自分や家族、大切な人を守るために普段から防災の知識を身につけ、備えることが大切です。

それでは、またよい1日を。山内

2018年1月15日月曜日

胃カメラ予約状況

胃カメラ予約状況

○人間ドック(個人・健康保険組合)

○協会健保生活習慣病予防健診

 今年度予定枠終了

 キャンセル空きなし



今年度の予定枠はすべて終了となりました。ご迷惑をおかけいたします。

来年度のご予約開始は決まり次第ご報告します。


週末は大学入試に向けてセンター試験が行われました。

各地雪の影響もありながら無事終了したようです。

学生さん、春はもうそこです。

ではまた来週。

2018年1月13日土曜日

冬でも起こしやすい脱水

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

新年の挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
今年も頑張りますので、温かい目でブログを見ていただけたらと思います。
初詣に行きましたが、おみくじは『末吉』でした。
何回かひきましたが、末吉・中吉どまりで、大吉への道のりは今年も遠かったです。

最近は朝夕の冷え込みが厳しく、空気も一段と乾燥してきました。夏は暑さで汗をかき水分補給に気を使う方が多いと思いますが、冬場は水分をあまり取らない方が多いのではないでしょうか。体調管理が難しい寒い季節は、栄養管理に加え、乾燥に対する注意も必要です。

気づかないうちに体内の水分は失われている

冬場はあまり汗をかかないから水分補給が不要というわけではありません。人は普通に生活していても、一日に約2.5リットルの水分を失うことがわかっています。それに対して食事中に摂取する水分や体内で作られる水の量は1.3リットル。失った水分を補うためには、飲料から1.2リットル程度を摂取する必要があります。(図1)。2.5リットルの水分排泄のうち、尿や便以外に安静にしていても1日に約900ミリリットルの水分が失われますが、これを不感蒸泄(ふかんじょうせつ)といいます。空気が乾く冬場は身体も乾燥し、もっと多くの水分が排出されることになります。


不感蒸泄には『汗』は含まれません。汗をかいたときにはその日の早いうちに失われた水分と電解質を補給し、摂取量と排泄量のバランスを保つことが重要なのです。また、水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質を補給すると水分キープ力が高まることもわかっています。

気道粘膜の防御機能とは

のどや鼻の粘膜には、線毛という細かい毛がびっしりと生えていて、その周りは線毛間液と外層粘液で覆われています。のどや鼻から入ってきたウイルスは、この線毛と粘液の働きによって体外へ排出されますが(図3)、乾燥した環境下では、線毛間液が少なくなったり外層粘液の粘度が上がるため、ウイルスを排出する機能が低下します。機能が低下した状態のときにウイルスが入ってくると、粘膜に長くとどまって増殖、あるいは細胞の中に入り込んでしまい、結果的に、感染が起きてしまうのです。



このため、線毛と粘液が正常に機能するように保つことが対策のひとつとなります。この線毛輸送機能を維持する上で、イオン飲料の摂取が有用であるという研究結果が報告されています。イオン(電解質)を含む飲料は身体を長時間潤してくれるので、マスクや加湿器という外からの対策と併せると、より効果的です。

冬場は空気が乾燥している上に、暖房器具の使用により屋内ではさらに湿度が低くなりがちです。加湿を行い、冬こそしっかりと意識的に水分補給を行うことが必要です!!


明日からセンター試験です。センターを受験する方は、頑張って欲しいです。影ながら応援しています。
私も昔にセンター試験を受けましたが、『人間、図にのるとダメだな』ということを学びました。

余談ですが、
元旦に新幹線から見えた富士山です。反対の席だったので、見えにくかったのですが、必至で撮りました。綺麗でした。



では、次回までSee you again!!!

2018年1月10日水曜日

旬の七草

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

新しい年を迎え気持ちも新たに、2018年もよろしくお願い致します。

お正月は良い天気に恵まれ、穏やかな一日となりました。


先日は成人式がとり行われ、各地で様々なニュースがありました。

晴れ姿が美しいですね。オリンピック出場が決まった宮原選手です。

本日は春の七草について。



西条市は七草の産地で、その出荷量は日本一とされています。

1月7日には西条駅や食の創造館で七草粥がふるまわれたようです。

七草の種類はご存知でしょうか。

「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」

ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことです。この七草をお粥にして1月7日に食べる七草粥の習慣は、江戸時代に広まったそうです。

いつの時代もどんな土地でも、年頭にあたって豊年を祈願し、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらお粥をいただくそうです。

どんな栄養効果があるのでしょうか。

セリ:鉄分が多く含まれているので増血作用が期待できます。

ナズナ:熱を下げる、尿の出をよくするなどの作用があります。

ハコベラ:タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に
     富んでいるため、民間では古くから薬草として親しまれています。

スズナ・スズシロ:ジアスターゼが消化を促進します。

七草粥について。

現在の「七草粥」は、新暦1月7日に行ったりしますが、元々旧暦の正月は今の2月頃で、その頃になると厳しい寒さの中にも春の陽射しも感じ始め、野草も芽吹き始める頃だったのでしょう。野菜不足を補う意味もあったのでしょうか。現在の1月7日の「七草粥」は、正月料理で疲れた胃をいたわる意味をもたせたりもしているようです。


材料) 4人前
七草1パック、白米2カップ、水7カップ、塩・しょうゆ少々

作り方)
1.米は洗って水気を切り、鍋に入れて分量の水を加えます。
2.鍋に蓋をして最初は強火にし、軽く煮立てば蓋をずらして弱火にし、
  30~40分かけて煮ます。
3.七草はきれいに洗い、熱湯の中に塩少々入れてさっと茹でてて水に
  さらします。1~2センチに刻みます。
4.炊き上がったら塩少々に好みでしょうゆを加えてあっさりと味付けし、
  七草全部を加えて混ぜ合わせます。蓋をしてしんなりするまで5分
  蒸らして出来上がりです。

是非お試し下さい。

地産地消や旬のものが注目されています。栄養価ももちろんですが、食の安全にも気を配る風潮があります。

総合的な体調管理や健康づくりのために、「食」をみなおすよい機会となると考えます。



新春初売りはご近所でコーヒー豆を買いました。
45%オフはかなりお得です。
コーヒーの効果はある研究によると抗がん作用や糖尿病予防効果があるようです。
個人的見解ではコーヒーと一緒に頂くおやつには幸福感をもたらす効果がありますね。しかしこれは体重管理にはとても厄介なのです。

では次回までお健やかに。 篠崎

2018年1月5日金曜日

冬を元気に過ごそう

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

新年、一回目のブログです。みなさん、年末年始はゆっくりと過ごせましたか?今年のお正月は天候にも恵まれ、雪の心配なく帰省できました。
本年も健康づくり支援ブログ、健康管理センターをよろしくお願いします。





今回は冬の健康管理についてお話します。

寒い時期になると風邪だけでなく、インフルエンザや感染性胃腸炎などさまざまな病気が流行します。
いつも以上に健康管理に気をつける必要がありますね。

冬を元気に過ごす為の日常生活のポイントについてお話します。

1.寒さ対策

暖かい所から急に寒い所へ出ると、血管が収縮します。そのため、冬は高血圧になりやすくなります。特に冬は室内と外気との差をなるべく少なくするようにしましょう。


  • 外出時、マスクやマフラー、手袋などで肌の露出部分を少なくする。防寒着は外に出てからではなく、家の中で着用してから外に出ましょう。
  • 居間と浴室、トイレの温度差が少ないよう暖房や着衣に気を付ける。
  • 入浴方法に注意。冬は、寒い脱衣所で裸になると血圧が上がり、熱い風呂に入るとさらに上昇し、風呂に浸かっていると徐々に下がります。そして、風呂から上がると血圧は大きく下がります。ぬるめの風呂に5〜10分間位浸かりましょう。長湯は禁物!

2.乾燥対策
冬は空気中の水分が少ないことに加え、暖房を使用することにより、室内の空気は非常に乾燥しています。空気の乾燥により、何が起こるのでしょうか。
①乾燥肌
冬には寒気が肌の血行や新陳代謝を悪くして皮脂や汗が出にくくなります。さらに、冷たく乾燥した風が肌の水分を奪うため、肌の水分が不足して乾燥肌となります。
  • 熱いお湯の入浴は避ける。
  • 体を洗うときは石けんをよく泡立てて、タオルでのこすり過ぎに注意する。
  • 入浴後は保湿剤を塗る。15分以内が効果的。
②感染症

空気の乾燥により、鼻やのど、気管支の粘膜も乾燥します。それにより、粘膜が炎症を起こしやすくなり、病原菌から体を守る防御機能が低下します。そのため、冬は風邪をひきやすくなるのです。
  • 加湿器を利用し、部屋の湿度を50~60%に保つ。
  • マスクをすると、のどの保湿に効果的。

3.食事

①免疫力アップ

 柑橘類や野菜に多く含まれているビタミンCには免疫力を保つ働きがあります。
また、レバーやにんじんなどに多く含まれるビタミンAは、かぜなどのウイルスの侵入口である粘膜の健康を保ちます。ほうれん草などの青菜類や、ブロッコリー、かぼちゃなどはビタミンA・Cをともに多く含みますので積極的に摂りたい食品です。

②飲みすぎに気をつけましょう

 新年会などお酒を飲む機会が多い季節ですが、体調を崩さないよう配慮しながら楽しみたいものです。大切なことは、空腹で飲まないこと、食べながら飲むこと、酒の合間に水や茶も飲むこと、アルコール度の高い酒は水やソーダで割ることなどです。
肝臓は、日本酒1合のアルコールを処理するために3時間も必死で働き続けることになります。できれば週2日の休肝日を設けたいものです。

4.環境整備

かぜなどを引き起こすウイルスは、低温で乾燥した場所を好みます。
例えばインフルエンザウイルスは、湿度50%の環境では約10時間でほぼ全滅しますが、35%以下だと1日たっても生存しているといわれます。
室温は20度前後、湿度は50~60%以上に保つよう、加湿器を使ったり、濡らした衣類を干したりするなど工夫しましょう。





冬の健康管理、日常生活でできるところから実行してみてはいかがでしょうか。
今日も一生懸命  竹田