2018年1月17日水曜日

日頃から防災力を身につけましょう

こんにちは、山内です。

今日で阪神・淡路大震災から23年が経過しました。
各地で追悼の行事が行われています。
震災があったことを忘れずに教訓にしたいと思います。


もし大きな災害がありまわりの人がけがをしてしまった場合、どうすればよいでしょうか。

大きな災害があった場合、病院の被害状況によっては満足な手当てができないことも考えられます。病院では、早急に手当を必要としている人とそうでない人の区別をしていきます。トリアージといい、色のついたラベルを使って患者を区別し、手当ての順位を決めます。
軽いけがの場合はすぐに手当てを受けられない場合もあるため、応急手当を災害に備え知識を身につけましょう。

<出血している場合>
①出血しているところをおおえる大きさの清潔なガーゼや布でやや強く押さえ止血する。
清潔な布は、使用していないハンカチやタオルなどで代用できます。
傷口を心臓より高い位置に上げる。
最初にあてた布が血に染まってきたら、新しい布を上からかぶせて圧迫する。
②患部を清潔に保ち、包帯などを巻く。
包帯がない場合、大判のハンカチやネクタイ、ストッキング、ラップなどで代用できます。
③直ちに血液にふれないようにビニール・ゴム手袋を利用する。


<やけどをしている場合>
①流水で患部を冷やすのが一番良いが、水が出ないときは水で濡らした清潔なガーゼやタオルを頻繁に変えて冷やす。
②衣服の上からやけどした場合は、衣服の上から緩やかに水をかける。
③消毒ガーゼかきれいな布をあて、包帯をする。

<骨折をしている場合>
痛みや腫れなどがある場合骨折が疑われます。
骨折は動かないようにすることが大切です。
①腕を骨折している場合、骨折しているとこをに添え木を当てて、その上下に固定をする。
添え木がない場合は、棒や傘、雑誌など身近なもので代用できます。


②三角巾やレジ袋などでつったあと、さらに胸部に固定する。
③足を骨折している場合、骨折しているところの両側から添え木をあてる。
④関節が動かないように固定する。

<捻挫をしている場合>
①患部を冷やす。
②靴は添え木の代わりになるため、脱がずにその上から三角巾や布などで固定する。

自分や家族、大切な人を守るために普段から防災の知識を身につけ、備えることが大切です。

それでは、またよい1日を。山内