2018年1月24日水曜日

たばこに関わる医療費

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

寒波がきています。今朝の通勤は雪の影響で思いのほか時間がかかりました。

雪の降らない地域だけに、路肩についたほんの少しの雪でも心配になるのでしょう。

備えは大切です。


本日は新聞記事の内容をご紹介します。

たばこで医療費1.5兆円

たばこが原因で2014年度に100万人以上が、がんや脳卒中、心筋梗塞などの病気になり、受動喫煙を合わせて1兆4900億円の医療費が必要になったとの推計を、厚生労働省研究班が15日までにまとめた。国民医療費の3.7%を占める。

2005年度の推計と比べると、喫煙率の減少に伴い1千億円あまり減少した。ただ受動喫煙に関しては、因果関係が判明した心筋梗塞や脳卒中の患者を新たに対象に加えた結果、医療費が倍以上の3千億円に膨らんだ。

研究班は、たばことの因果関係が「十分にある」ことがわかっている、がん、脳卒中、心筋梗塞などの病気に着目。

これらの病気の治療に使われた40歳以上の人の医療費や、たばこによる病気のなりやすさに関するデータを下に試算した。

その結果、喫煙で1兆1700億円、受動喫煙で3200億円の医療費が発生したとみられることが判明。患者数は喫煙が79万人、受動喫煙が24万人だった。

喫煙者では、がんの医療費が多く、7千億円を超えた。心筋梗塞をはじめとする虚血性心疾患や脳卒中などの脳血管疾患の医療費も、それぞれ2千億円だった。

受動喫煙では、がんによる医療費が300億円。虚血性心疾患は1千億円、脳血管疾患は1900億円と推計した。

経済的な損失額も試算。病気による入院で仕事ができなくなったことによる損失は喫煙と受動喫煙をあわせて2500億円、勤務中に喫煙する為に咳を離れることによる損失は5500億円と見積もった。

喫煙による健康被害は身体的な問題から、経済的な問題も引き起こします。

禁煙お勧めします。


健康管理センター内にある掲示板です。

今年から皆様へのメッセージを添えています。

ご利用いただく際にご覧下さい。

では次回までお健やかに。 篠崎