2018年1月26日金曜日

目の疲れをなくしたい

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

寒い日が続いており、毎日起きるのが大変です。
寒いと動くのもめんどうになります。でも食欲は衰えないのですが…
早く暖かくなって欲しいなと思う今日この頃です。
そんな今日は、どなたにも起こりうる眼精疲労についてします。

眼精疲労とは…
視作業(眼を使う仕事)を続けることにより眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、さらに不眠やイライラ、抑うつ状態といった精神面に現れる症状もあり、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。

原因は…
眼精疲労の原因としてあげられるのが目の病気です。
近視や乱視、老眼などになるとピントを合わせるために目の筋肉が緊張した状態になりますし、物を見る時の姿勢も悪くなりやすいので、目の疲れや肩こりが起こりやすいのです。
ドライアイも眼精疲労の原因になります。その他、風邪やインフルエンザ、精神的ストレスで眼精疲労が起こることもありますし、もちろん、パソコンやスマートフォンなどの長時間利用といった生活環境が原因で眼精疲労が起こることもあります。

眼精疲労(目の疲れ/疲れ目)の予防・対策方法
1.まばたきをする
眼精疲労の最も簡単な対策方法は、まばたきをする事です。
まばたきをする事で虹彩の筋肉と毛様体筋のストレッチになりますし、ドライアイの改善にもつながります。まばたきには目を潤す効果もありますが、他にも虹彩の筋肉と毛様体筋のストレッチになるという効果もあります。
また、まぶたを開けたり閉じたりすることで、凝り固まった目の周りの筋肉をほぐし、血行を良くして疲れ目を改善する効果があるのです。
その際、親指を目の前に近付けてピントが合うギリギリの距離に置き、それを見ながら目を強くつぶり、パッと開くというまばたきを10回程度繰り返すとさらに効果的です。

2.ガムを噛む
ガムを噛むと目の血流も良くなります。そうすると、目の疲れが和らぐのです。
眼精疲労は目の疲れが溜まったものですから、ガムを噛むことは眼精疲労の予防につながります。

3.蒸しタオルを使う
蒸しタオルを目に当てることは、目の周辺の血流を良くするので目の疲れを改善します。
ただし、蒸しタオルを使用して目の血流が良くなると血管が細くなり、その状態で目を酷使するとかえって目が疲れてしまう事もあります。
なので、蒸しタオルを使うのはパソコンなどの作業が終わってからにしましょう。
時間的には夜に行うのがおすすめです。
蒸しタオルは、濡らしたタオルをロールケーキのようにぐるぐる丸めて500wの電子レンジで1分程度加熱すると簡単に出来ます。
また、まぶたの上に温かいシャワーを数分間あてるのも効果的です。

4.目が疲れにくい環境にする
パソコンを使う時の環境に留意することで、目の疲れを防ぐことが出来ます。
パソコンは、40~50cm程度目から離れるようにしましょう。
パソコンのディスプレイに外の光や景色が映ってしまうと視界の邪魔になり、疲れ目の原因になりますから、パソコンの位置を調節しましょう。
パソコンの画面が明る過ぎても目を疲れさせますから、適度な明るさに調節しましょう。


5.目のツボを押す
目に効くツボはいくつかあるので、下記で紹介しています。参考にしてみてください。


私自身、目の疲れがひどいので、ツボを押していますが、効果があるような気がします。
続けてみたいと思います。

インフルエンザもかなり流行っています。今日の新聞でも厚生労働省が26日発表した全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新の1週間(15~21日)の患者数は、1医療機関あたり51・93人。前週から2倍近くに急増し、警報レベルの30人を大きく上回った。現在の調査方法となった1999年以降で最多とのことです。

厚労省によると、全国の推計の患者数は約283万人で、前週から112万人増えた。年齢別では5~9歳が約59万人と最も多く、10代も約40万人に上ったそうです。

皆さんも、マスク・手洗い・うがいをきちんとして、インフルエンザなど風邪をひかないように気をつけましょう。

では、次回まで元気に過ごせますように。
See you again!!