2023年3月9日木曜日

お酒は適量で!

 みなさん、こんにちは😊

保健師 曽我です。

今週は春のような陽気となり暖かい日が続いていますね。

外の桜の木を見ると、桜のつぼみがついており春に満開になるのが待ち遠しいです🌸🌸🌸

今年は、お花見など規制なく通常開催されろところも多くあるようですね。

お酒を飲みながらお花見をされる方も多いと思います。

今回はお酒の適量についてです🍻


お酒は適量であれば、人間関係の円滑化などの社会的効用に加え、血行を促進し、精神的ストレスの発散、動脈硬化を予防するHDLコレステロールの増加などの医学的効用があります。

しかし、お酒を飲み過ぎると、様々な生活習慣病を引き起こすことがあります。アルコールがもたらす病気として肝障害、膵炎、脂質異常症、高尿酸血症、高血圧症、食道がんなどがあります。



それでは適量とはどのくらいなのでしょう。

厚生労働省は「健康日本21」の中で「節度ある適度な飲酒」を「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」と推奨しています。


純アルコール量20gとは? ビール(5%):500ml、日本酒(15%):180ml、ワイン(12%):200ml、チューハイ(7%):350ml、ウイスキー(43%):60ml、焼酎(25%):100ml


また、一般的に女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅いことや、体重あたり同じ量だけ飲酒したとしても、女性は男性に比べて臓器障害を起こしやすいことも知られています。これらの理由から女性の飲酒量は男性に比べて1/2~2/3程度が適当と考えられます。


★日本酒換算で1日1合程度、多くても2合までにとどめましょう


★休肝日をもうけましょう

毎日飲酒していることは、それだけ胃や肝臓に負担がかかっていることになります。週に2日はお酒を飲まない休肝日をもうけることをおすすめします。


お酒の適量をぜひ参考になさって、楽しいお花見を行ってください🌸

本日もお読みいただくありがとうございました。

曽我