こんにちは、山内です。
秋晴れの気持ちがいい天気ですね。
運動するには良い季節です。紅葉や季節を感じながら運動してみてください。
10月は乳がん月間です。
乳がんは、乳腺にできるがんです。
日本人女性の9人に1人が乳がんにかかると言われています。
乳がんになる人は30歳代後半から増加し、40歳以上の働き盛りの年代にも多く、40~50歳代の女性の死亡原因のトップとなっています。
しかし、早期に発見し適切な治療を行えば、良好な経過が期待できます。
若い時から関心を持ち、自分の乳房の変化に気付けることが大切です。
そのため、手で触っただけでは、はっきりせず、見逃してしまうことが多いので、注意が必要です。
主な症状としては、しこり・乳房の痛み・乳頭からの分泌物(茶褐色)・乳頭や乳輪部のただれ・乳房の皮膚の変化(例:えくぼのようにくぼむ)・乳頭の陥没・脇の下の腫れやしこりがあります。
1つでもこれらの症状に気付いた場合は、専門医のいる乳腺外科の病院に受診することが大切です。
乳がんは、身体の表面に近い部分に発病するため、自分で発見できる可能性がある疾患です。
月1回の自己検診は、早期発見につながります。
乳がん検診の機会がない若い方にもおすすめです。
入浴前後など、鏡に映してみる習慣をつけてみるといいです。
①乳房を鏡に映し、両腕を高く上げたり、まっすぐに下ろしたり、両腕を腰にあて、乳房の変化をチェックします。
その際、左右の乳房の「ひきつれ」「くぼみ」「ただれ」がないか確認してください。
②3・4本の指をそろえて、乳房全体とわきの下を指の腹で10円玉大「の」の字を書くように動かして、「しこり」がないか乳房全体をゆっくり触ります。
特に、乳がんが発生しやすい部位と言われている「乳房の外側上部」に気を付けてください。
また、わきの下のチェックも忘れずにしましょう。
③乳首を軽くつまみ、分泌物がないか調べます。
セルフチェックを定期的に行うことが大切です。けれど、小さながんは、しこりとして触れないことがあります。
自覚症状がなくても、1~2年に1回定期的に乳がん検診を受診することが大切です。
もしも、検診で「要精密検査」となった場合は、必ず医療機関で精密検査を受けてください。
毎月セルフチェックを習慣として、定期がん検診を受けるようにしましょう。
それでは、また良い一日を。山内