2022年10月28日金曜日

寒暖差疲労

こんにちは、山内です。

紅葉がきれいな季節です。

季節を感じてリフレッシュして頂ければと思います。



今回は、寒暖差疲労についてです。

気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の働きが乱れ、体が疲れることを「寒暖差疲労」といいます。

気温の変化に伴い、体は体温を一定に保つため自律神経を働かせて皮膚の血管を流れる血液量を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、発汗して体温を下げたりします。

気温差が大きいと自律神経が過剰に働き、大きなエネルギーを消耗して疲労が蓄積し、肩こりや頭痛、めまい、倦怠感(けんたいかん)、便秘、下痢(げり)、不眠などの様々な心身の不調をもたらします。

慢性化すると、わずかな気温差でも不調を感じやすくなります。

下記に当てはまる方は、寒暖差疲労の恐れがあります。

□ 暑さ、寒さが苦手

□ エアコン(冷房、暖房)が苦手

□ 周りの人が暑いのに、自分だけ寒い。長袖が常に手放せない。

□ 顔がほてりやすい、全身がほてりやすい

□ 温度差が強いと、頭痛や肩こり、めまい、だるさ、関節痛、喘息、下痢などの様々な症状がでる。

□ 熱中症になったことがある、近い状態になったことがある

□ 季節の変わり目に、体調不良になる

□ 冷え症がある

□ 温度が一定の環境にいる時間が長い

(オフィス、自宅でも一日中エアコンをつけている)

□ 代謝が悪い、体がむくみやすい。

 1~3個 → 軽症

4~6個 → 中症

 7以上 → 重症


寒暖差疲労の予防としては、

〇 身体の局所(筋肉や内臓)を温める

〇 散歩などの運動をする

〇 首肩の筋肉をストレッチする

〇 身体を温める食べ物を多くとる

〇 規則正しい生活(適度な睡眠と朝に太陽の光を浴びること)

〇 38~41度の湯に首までつかり体の芯まで温め、自律神経の集まっている首を温める。

自律神経は首だけではなく、耳の周りにも集中しています。

耳をつまんで前後に回したりすることも自律神経の働きを整えるのに有効です。

自律神経を整えて、体調管理に気を付けて下さい。


それでは、またよい一日を。山内