2022年9月16日金曜日

ストレスによる息苦しさ

 みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

9月も折り返しですね。三連休になる方も多いでしょうか。台風の進路が気になりますが、気を付けてお過ごしください。

今日はストレスによる息苦しさについてお話します。

身体を動かしていないのに、呼吸が浅く息苦しさを感じる場合、ストレスが原因として考えられます。ストレスで脳機能や自律神経に悪影響が及ぶとこの症状が起こりやすいと考えられます。
ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、必要以上に心臓が働いてしまいます。その結果、胸が苦しくなったり息苦しくなったりといった症状が出ます。



症状がでるものには


  • 自律神経失調症

自律神経失調症とは自律神経のバランスが崩れ、身体のあらゆる部分に症状が出てしまう病気です。自律神経には身体を正常に保つ働きがあります。例えば体温が高くなれば汗をかいたり、低くなれば震えたりなどです。
この自律神経が乱れることによって脳が身体に正確な指示を送れず、息苦しいなどの症状が出てしまいます。息苦しさの他に、めまいや腹痛などの症状が出ることもあります。

  • パニック障害

何の前ぶれもなく急に激しい不安に襲われ、息苦しくなったり心臓がドキドキしたりする症状をパニック発作と言います。このパニック発作が繰り返し起こる病気がパニック障害です。息苦しさの他にめまいや汗をかくなど様々な症状がありますが、症状が出始めてから10分以内にピークを迎えます。

  • 過呼吸(過換気症候群)
不安や緊張などで呼吸のリズムが乱れると、血液中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れ、息を吸っても酸素が十分に身体の中に行きわたらず、呼吸がしづらい、息苦しいと感じます。激しい過呼吸でなくても、私たちは、ストレスや不安や緊張状態が続くと、知らない間に、軽い過呼吸状態になっています。

  • 過緊張

過緊張とは、緊張状態が長期間にわたって続き、自身ではその緊張を緩めることが出来ない状態です。長く続く緊張が自律神経を乱し、息苦しいなどの症状を引き起こす場合があります。


ストレスによる息苦しさの対処法


ゆっくり深呼吸

まずは深呼吸です。ゆっくり深く呼吸をすることで自律神経の乱れが解消されていきます。
副交感神経が優位になるとリラックスした状態になり症状も改善していきます。息苦しい時は身体がこわばってうつむいていたり猫背になっていたりします。その状態では肺が圧迫されて十分な呼吸が出来ないため背筋を伸ばすようにしましょう。
また口すぼめ呼吸という呼吸法も効果的です。鼻から吸った息を口をすぼめながら吐く呼吸法で、気管支の内側に圧力がかかり効率よく空気を吐き出すことができます。

楽な姿勢をとる

楽な姿勢をとることも効果的です。背もたれのあるイスに座ったり柔らかい場所で横になったりするのも良いでしょう。また首周りやお腹周りの衣類を緩めるのも効果的です。
深呼吸をしやすいように首や胸、お腹などの圧迫感を軽減しましょう。身体に余計な力が入らないように楽な姿勢をとることで、深呼吸の効果も高まるでしょう。

病院に行く目安は



・身体を少し動かしただけで胸が苦しくなる
・身体を少し動かしただけで息が切れる
・1分間の脈拍数が40回以下になる
・突然、動悸が激しくなる
・胸が締め付けられるような感じがする
・胸の苦しさとともに冷や汗、吐き気が起こる
・左肩から左腕に痛みがある
・安静にしているときに胸が苦しくなる

上記の症状には、呼吸器や神経、心臓の病気なども疑われます。
重い病気が隠れていた場合、放置すると命に関わるケースもあるため、早めの受診をおすすめします。


今日も一生健命  竹田