みなさん、こんにちは。
保健師 竹田です。
夏休みに入り、早くも8月ですね。この暑さももう十分な気もしますが、涼しくなるまでまだかかりそうです。熱中症に気を付けて、夏を乗り切りましょう。
8月10日はハートと読めることから、健康ハートの日と言われています。
心臓病・脳卒中の予防制圧を目指す日本心臓財団が、21世紀への明るい健康運動として提唱しています。
生活習慣を見直そう
心臓病は単に高齢によるものだけではなく、生活習慣に原因があるケースも多くみられ、高齢者だけでなく、若者や働き盛りの壮年層にとっても無視できない病気です。
心臓病の危険因子には高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、喫煙などがありますが、これらの危険因子を軽減するには日常生活(ライフスタイル)を見直すことが大切です。
「健康ハートの日」はこうした生活習慣を見直し、血圧などをチェックすることで、暑い夏の一日を「こころとからだの休日」となるよう願ったものです。
健康ハート10か条
1.血圧とコレステロールを正常に。(太りすぎ、糖尿病には注意して)
2. 脂肪の摂取は、植物性を中心に。
3.食塩は調理の工夫で、無理なく減塩。(1日、6g未満を目標に)
4.食品は、栄養バランスを考えて。(1日、30食品を目標に)
5.食事の量は、運動量とのバランスで。甘いものには要注意。
6.つとめて歩き、適度な運動。
7.ストレスは、工夫をこらして上手に発散。
8.お酒の量は、自分のペースでほどほどに。
9.タバコは吸わない。頑固に禁煙。
10.定期検診わすれずに。(毎年一度は健康診断)
7月28日(木)から8月11日(木・祝)は健康ハートウィーク2022。
今年は日本心臓財団、日本循環器学会、日本循環器協会の三団体共催で、7月28日から8月11日にかけて「健康ハートウィーク2022」としてコラボ企画が開催されます。オンラインで参加できる学生向けのイベントもありますので、ぜひ御参加ください。
心臓病の多発する冬に備えて、夏のうちに生活習慣を見直し、身体のチェックに健診を活用しましょう。
今日も一生健命 竹田